ハイエースで本州トランポ旅 前編

2022年11月上旬、念願だったハイエース&ドゥカティ848で九州から本州へトランポ旅に行ってきました。幸いなことに全国旅行支援がスタートしたので、フル活用しながらお得に旅を楽しんできました。その辺りも盛り込みながら約1週間のトランポ旅をレポートしていきたいと思います。それではよろしくお願いします。

熊本〜新門司港へ

11月4日(金)のお昼過ぎに、ハイエースにバイクと荷物を積み込んで熊本を出発。バイクはフロントクランプ+タイダウンベルト4点でしっかり固定して、運転中バイクが暴れないように気を使いながら運転しました。

熊本ICから新門司港までは180キロ、高速道路を使って約2時間半の道のりです。途中の古賀ICで休憩し、九州土産を購入。古賀ICから50キロ走ると、無事に新門司港到着。今回は名門大洋フェリーにて、新門司ー大阪南港のルートで、乗船時間は12時間30分です。まずは、検温と全国旅行支援の手続きをします。

新門司港の全国旅行支援窓口

全国旅行支援窓口で、ワクチン3回接種証明(もしくは直近のコロナ陰性証明)と免許証などの身分証明を提出すれば、全国旅行支援が適用されます。今回は、ハイエース+旅客+ツーリスト部屋(カプセルホテル形式の複数人部屋)が片道17,000円のところ、支援金が7,000円支給され10,000円になりました。さらに大阪のお店等で使える大阪クーポン3,000円分も支給されました。クーポンを使えば実質片道7,000円、か・な・りお得です。申請を終え、ハイエースに戻り乗船を待ちます。

ハイエースに乗り乗船を待ちます

バイクを積んだハイエースで、岸とフェリーを繋ぐスロープの傾斜を渡るのは緊張します。何事もなくフェリーに乗船完了。あとはお風呂入って、ご飯食べてお酒飲んで寝るだけです(笑)天気が良かったので、揺れもなく船内で過ごすことができました。よく寝れたとは言い難いですが、これが船旅ですね。

関西上陸

翌日の早朝5時半、無事に大阪・南港に到着。8月に納車されたハイエースで初めて大阪上陸です。朝焼けの大阪市内は、何かエモーショナルな雰囲気を感じました。早朝の大阪を走る車の体感スピードは、熊本の3倍でした(汗)

早朝到着のため時間もあるので、大阪から京都へゆったり下道ドライブ。その後京都で用事を済ませ、以前は行きつけのお店だった キッチンゴリラさんで、牛モモ肉&鹿肉ステーキを堪能。赤味のお肉なのですが、柔らかく肉の旨みが溢れ出すザ・ステーキです。本当に美味しくて一緒に行った友人も大満足でした。

この焼き加減がいい塩梅なんですよね

愛知県へ

短い滞在でしたが京都を出発し、次の目的地である愛知県へ、高速道路で向かいます。京都東ICから一宮ICまで約140キロの道のりです。一宮ICを降り、しばらく走るとバイク仲間が経営する、甘味処 ”亀屋” に到着。そこで、白玉ぜんざいを頂きました。

温かい白玉ぜんさいと塩昆布が、運転疲れの体に沁みました

店主の仕事終わりを待って、一宮駅前のホテルにチェックイン。ホテル代は全国旅行支援で40%オフの4,500円です。加えて、全国旅行支援の名古屋クーポン1,000円分をゲットしました。その後もう一人のバイク仲間が合流し、3人で飲みに行きました。バイクやツーリングの話で盛り上がりましたが、次の日もあるので、早めにホテルに戻って就寝。

静岡へ

早朝に愛知県を出発して静岡に向かいました。目的地は、菊川文化会館アエル。はい、パニガーレMTGに参加してきました。一宮からの菊川までは、170キロ2時間ちょっとの道のりです。詳細は前回の投稿をご覧ください↓

パニガーレMTGラストに行ってきました

15時ごろ、バイクをハイーエースに積んでMTG会場を出発し、菊川から沼津に向かいます。静岡といえば海、海といえば魚が美味しいので、地元で人気のローカル回転寿司屋 すしノ助に行くことにしました。17時にお店に入ったにも関わらず、5組待ち。さすが人気店、期待が膨らみます。30分くらい待ったとろこで、名前が呼ばれたのでカウンターに座ります。回る寿司といってもほとんど回っていなくて、注文したら職人さんが握ってくれるスタイルです。ネタがこぼれ落ちるくらいたくさん乗っているこぼれ寿司が有名なようですが、回転寿司では珍しい「金目鯛」「シイラ」「生しらす」などを堪能。また静岡はマグロも有名なので、中トロ、赤味、トロタクも美味しく頂きました。

金目鯛や地元の魚を堪能

お腹も満たされたところで、沼津のホテルにチェックイン。前日同様、ホテル代は40%オフの4,000円、加えて全国旅行支援の静岡クーポン3,000円分頂きました。実質1,000円で宿泊です。今回沼津に泊まった理由は、翌日箱根・伊豆をツーリングすることです。ホテルの方に、ハイエースを翌日15時まで駐車させてくれないかとお願いしたところ、快くOKを頂きました。本当に助かります。少しお酒を飲んで、この日は早めに就寝しました。

念願の箱根・伊豆ツーリング

朝からバイクをハイエースから下ろして、ドゥカティ848で沼津から箱根方面へ。バイクでずっと来たかった箱根、Youtubeでたくさん見ている箱根です。まずは「バイカーズパラダイス南箱根」に向かいます。

動画でイベントでよく見るバイパラ到着
なかなかお目にかかれないデスモ450(右)
1992年のR100RSをカフェカスタムしてあります

休み明けのバイパラは、人もバイクもほとんどいませんでした。中には入ってませんが、カフェやワークスペースがあり、店内やコンテナにもバイクがたくさん展示されていました。ドゥカティ・デスモ450シングルやBMW・R100RSなどなかなかお目にかかれないレア車やカスタム車も発見。休日はバイクも人もたくさん集まるのだろうと、想像を膨らませながらバイパラを後に。車の試乗で有名な箱根・湯河原ターンパイクを横目に、バイクを走らせます。しばらくして、「森の駅 箱根十国峠」に到着。駅とありますが、どうやらここから絶景が見えるケーブルカーに乗れるようですね。流石に山の上なので気温は12度。寒いのでコーヒーを飲んで冷えた身体を温めました。

伊豆スカイラインへ

十国峠を出発して山道を下ること25分、伊豆スカイライン熱海峠ICに到着。箱根を下ると熱海なんですね。これから念願の伊豆スカをドゥカティ848で走ることができます。バイクと伊豆スカ入り口で記念撮影。次の目的地、亀石峠まで二輪は270円。

伊豆スカイラインの入り口に到着

伊豆スカイラインは熱海峠ICから天城高原ICまでの全長40キロの有料道路。今回は、次の目的地に行くために、熱海峠ICから亀石峠ICまでの17キロを走りました。眼前に富士山を見ながら、本当に気持ちよく走れる峠道。平日の午前中の為、貸切状態でドゥカティ848に跨り、ワインディンロードを駆ける贅沢な時間。おそらくドゥカティで自走で来ていたなら、伊豆まで辿り着けなかったと思われます。もう一台の愛車ハイエースに激しく感謝。

曇っていますが、奥に富士山が顔を出しています
海も山も見渡せるのが伊豆スカの醍醐味です

相模湾と富士山が見渡せる絶景ロード「伊豆スカイライン」。道も綺麗に舗装されていて、見通しの良いコーナーが連続する走りやすい道でした。時間があれば全行程走破したかったのですが、泣く泣く亀石峠ICで降りました。次に来るときは、伊豆半島を走り倒すと心に決めました。ここから市街地を抜け、次の目的地「西伊豆スカイライン」を目指します。

西伊豆スカイラインへ

友人から伊豆スカより走りごたえがあるよと教えてもらった「西伊豆スカイライン」。戸田峠から土肥峠までの西伊豆の尾根伝いを走る無料道路で、全長は約10.8km。 標高900m前後を走る比較的アップダウンのあるワインディングロードで、時折見える駿河湾や富士山を拝みながら、爽快なドライブを楽しめます。伊豆スカイラインより、少し道幅が狭くタイトコーナーが多いので、慎重にバイクと会話しながら走破しました。

土肥峠の駐車場で撮影しました

予想を上回る箱根・伊豆の絶景ロードに感動しながら、沼津に戻ります。もう一泊してゆっくり伊豆半島を一周すれば良かったなぁという気持ちを抑えて、ハイエースの待つホテルに戻りました。そしてバイクを積み込み、静岡クーポン3,000円でオイルランタン(?)を購入し、再び愛知県を目指しました。

<後編へ続く>

2件のコメント

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  2. ピンバック:トランポで春の四国旅〜四国カルスト&しまなみ海道 – Imported motorcycle Lovers

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