ポルシェで “マスツーリング” に参加してきました

最近プログ更新ができてない管理人のYoneです。12月に入り随分寒くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。今回は車についての投稿になります。自動車免許をお持ちの方、マニュアル車を所有されたことはあるでしょうか?2024年現在、日本におけるマニュアル車の比率はわずか2%と言われています。言い換えるとAT車が98%を占め、マニュアル車はスーパーマイノリティな部類になります。そんな少数派の王道である左ハンドルMT車、カレラS(997型)が納車されて早くも2ヶ月が経過しました。7年ぶりの左MT車、感覚を取り戻すために少々時間を要しましたが、ようやく運転することに慣れてきました。そして11月某日、ポルシェが納車されて初の大型マスツー、ポルシェファイトクラブジャパン(通称PFCJ)のツーリングに参加してきました。と言うことで今回は、2日間に渡るポルシェだらけの “マスツーリング” の模様をレポートしていきたいと思います。

ツーリングの前に、先日納車された ばかりの筆者のポルシェのスペックやカスタムを紹介したいと思います。

項目内容
車名ポルシェ911カレラS(997型前期)
年式2005年
エンジン水冷式・水平対向6気筒エンジン3800cc(NA)
ハンドル位置
変速機6速マニュアル
乾燥重量1460kg
ボディサイズ4427mm×1808mm×1310mm
最高出力355ps
内装テラコッタフルレザー仕様
主なカスタムテックアートフルカウル&リアウイング&マフラー、アドバンレーシングの社外ホイールなど

ざっとこんな感じでしょうか。現行モデルのカレラ992型(4,519mm×1,852mm×1,300mm)に比べて一回りボディサイズが小さく、見た目よりかは取り回しがしやすい997型。最高出力355馬力を誇る3,800cc 自然吸気エンジンのエギゾーストは、最高に良い音を奏でてくれます。そしてテックアートのフルカウル&ウイング仕様なので、ノーマルのカレラより少しシャープな見た目です。そんな外装のカレラSですが、内装は落ち着いたテラコッタ(赤レンガ色)レザーで、良い意味でのギャップ萌え(笑)するマシンになっています。

ポルシェ997カレラS納車投稿は↓

それではまずポルシェファイトクラブジャパンについて、簡単に紹介したいと思います。と言っても友人に紹介してもらい、入ったばかりの新参者ですが・・・。博多発祥のポルシェツーリングクラブで、クラブ員数は1000人を超えます。ポルシェが大好きな、良い意味でのポルシェ馬鹿さん達(褒め言葉)が全国に多数在籍しています。入会金・年会費等が不要なところが、有難いクラブです。但し、PFCJメンバー誰とも面識がない方、本名をFacebookで公開されていない方、ビジネス目的の方は入会できません。

今回初めて参加させて頂きましたが、参加している人は皆ポルシェ好きで、良い方ばかりでした。と言うわけで、いよいよ次章からツーリングの模様について触れていきたいと思います。

今回参加する1日目のマスツーリングは、全国からポルシェオーナーが集まって、熊本県南部を走ります。熊本組は、九州道の緑川SAで合流しました。911やマカンなどが6台集合して、次の目的地である道の駅竜北に向かいます。我々が先着だったようですが、後から続々とポルシェが集まってきます。その数は優に20台以上で、道の駅が一瞬にしてポルシェセンター(ディーラー)状態に(笑)。ここからはポルシェマスツーの様相で、ツーリングがスタートしました。911、ボクスター、ケイマンなどポルシェのスポーツカーが30台くらい連なって、最初のポイントである道の駅五木村を目指します。

五木村は熊本南部の小さな町で、人口はわずか900人。山々に囲まれたワインディングロードは、適度に斜角のきついコーナーがあります。バイクでは何度か走りに来たことがありましたが、車で走るのは初めてです。RRの911は多少癖のあるフィーリングですが、私の想像を遥かに超えてくるハンドリングマシンで、まるでバイクのようにコーナーを曲がってくれます。山道を運転していて、ここまで気持ちいいと思ったことはありませんでした。それに加えてポルシェ30台に囲まれながら走るのは、まさに至福のひと時でした。

五木村ではお祭りが開催されていて、その中をポルシェ30台で走るパレードランが、プログラムに組み込まれていました。地元の方や観光客が、ポルシェを見ながら手を振ってくれたり、写真を撮ってくれるのは非常に嬉しいものですね。スーパーカーに目を輝かせている子供達の姿も印象的でした。パレードを終えると、用意されていた専用駐車場に、ポルシェを並べていきます。そこで記念撮影もしました。またドローンによる空撮も行われ、皆様と談笑しながら交流を深めることができました。

そのあとは、道の駅五木村のお祭り屋台で、豚足・唐揚げ・冷凍イチゴなどを堪能し、お腹を満たしました。13時にポルシェ駐車場に戻り、ここからキャノンボールスタートです。次の目的地は40キロ先の市房ダム。さすがにポルシェ30台以上が一斉に走ることはできないので、5〜10台ずつ固まって進んでいきます。そしてこの道もポルシェで走るのには最高のワインディングロード。道も混んでいないので、本当に気持ちよく流すことができました。30分くらいで市房ダム近くの、大きな広場に到着。ポルシェを順番に並べて記念撮影します。やはり30台以上ポルシェが集まると、壮観の一言ですね。

一旦ここでポルシェマスツーは解散となりました。ここでお別れする人もいれば、夜に熊本市内で行われる宴会に向かう人もいます。筆者は宴会に参加し、全国のポルシェラバーさんと交流を深めることができました。非常に楽しいひと時を過ごすことができて、大満足な夜になりました。

一次会の会場前で旗を持ってお出迎え

ツーリング2日目の集合場所は、道の駅大津でした。1日目とは違ったメンバーも参加され、集まったったポルシェは20台以上。その中には、往年の名車「550スパイダー」も含まれていました。しかし雨が降りそうだったので、屋根のない550スパイダーは大津から長崎に帰還されました。それ以外のポルシェは国道57号をランデブーしながら、阿蘇大橋のたもとに到着。新阿蘇大橋をバッグに、20台で記念撮影をしました。これだけのポルシェを横一戦に並べると、圧巻の一言ですね。列が長過ぎで、写真1枚に収まりませんが(笑)

その後、阿蘇の絶景を見ながらツーリングし、産山方面に向かいます。お目当ては産山プレイスのイタリアン。25人以上いらっしゃったので、同じテーブルでは食事できませんでしたが、ポルシェオーナーさん達と楽しいランチタイムを過ごすことができました。釜焼きピッツァ、パスタ、リゾットなど、どれも美味しかったです。生憎の空模様で雨が振ってきそうだったので、お昼過ぎに産山プレイスの駐車場で解散となりました。筆者は友人と一緒に寄り道していたら、見事に雨に打たれましたが・・・(汗)

バイクでは何度もマスツーを経験していたのですが、今回車で、しかもポルシェで大型マスツーに初参加させて頂きました、ほとんどが初めましての方ばかりで、私は少々緊張しておりました。しかしながら、皆様ポルシェを愛する良い人ばかりで、暖かく迎えて頂きました。駐車場では、沢山の素晴らしくカッコいいポルシェ達を鑑賞できました。そしてそのポルシェのお尻を見ながら走るワインディングは、楽しいという感情以外が湧いてこない時間でした。その後の宴会でも、色々な人たちとお話しができて至福な時間でしたね。やはり共通の「ポルシェ」という趣味があると、会話が弾みます。このようなツーリング&ミーティングを企画運営してくれた「ポルシェファイトクラブジャパン」に感謝したいと思います。そしてまた参加できることを、心より願っております。ここまでご購読ありがとうございました。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です