レザーアイテムをフリマやオークションで上手く売買する方法

Leather Loverの皆様、今日もレザーを身につけていますか?最近特に感じるのは、レザーアイテムがどんどん値上がりしていることです(レザーに限らず何でも高くなってますが・・・)。値上げの背景には、ドル高円安・原皮価格の高騰・職人不足による人件費の上昇など、様々な要因があるようです。それに加えて納期もどんどん長くなっており、文してから1年待ち、2年待ちといったレザーアイテムも珍しくありません。また高額なレザー商品は作っても売れないリスクがあるので、メーカーが受注生産を推奨してフリー分をあまり作らない事も。レザーを販売する店舗でも同様のことが言えて、顧客から受注した商品のみメーカーに注文して販売することが増えているようです。そういった理由があってブランドによっては在庫がない、待ち時間が長いのですね。しかしながら、筆者はルーツが関西なのもあり、欲しいものはできるだけ早くそしてお得にに入れたいと思う性分です。そこで私はフリマやオークションをフル活用して、狙っているレザーを探して早く手に入れることにしています。また購入するだけでなく、サイズが合わないモノや着なくなってしまったモノを出品して、次に使ってもらえる人を探すことも。動物から皮を頂き、職人さんの手によって革となった商品は、できれば長く使ってもらえる方が良いと考える訳です。ということで今回は少しSDGsなテーマになりますが、「レザーアイテムをフリマ・オークションで上手く売買する方法」と称して、お話していきたいと思います。

1. 新品・中古品のメリット・デメリット

衣服は新品しか買った事ない、中古品に抵抗がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。レザーは確かに身につけるモノが多く、直接肌に触れる事もあります。ここでは新品・中古それぞれのメリット・デメリットをまとめていきます。

*レザーアイテムにおける新品のメリット

❶綺麗 ❷自分好みの色や形を選べる ❸誰も着ていない真っさらな状態で着れる ❹自分でアジを出していける 

*レザーアイテムにおける新品のデメリット

❶値段が高い(定価) ❷モノによっては納期が長い ❸革がこなれるまで時間がかかる(固い)

新品のメリットはやはり綺麗・選べるといった事ですが、値段や納期などのデメリットもありますね。そして牛や馬の革ジャンなどは、新品の状態(ピンピンという)は非常に革が固く、こなれるまで時間がかかります。それでは次に中古品のメリット・デメリットを見ていきましょう。

*レザーアイテムにおける中古品のメリット

❶ビンテージ品以外、値段が新品より安くなっている事が多い ❷納期を待たなくてもすぐ手に入る ❸革がこなれている

*レザーアイテムにおける中古品のデメリット

❶誰かが着ている・綺麗でない ❷自分好みのサイズや色に出会うことが難しい ❸ハズレ品もある

中古品のメリットは何といっても値段が安くて、納期が早いことでしょうか。但し、ビンテージやレアモノはプレ値(新品より高い)が付くこともあります。中古品のデメリットは、やはり誰かが着ていたものであること、色が選べない、サイズが合わないと買えないといったところです。しかし、小まめにチェックしていれば掘り出しものに出会えるとも言えます。

新品・中古品とそれぞれ良い点・良くない点があることがわかりました。今後さらに物価も上昇し、余計なものを作らなくなっていくであろう世の中で、我々は新品も中古品も含めてレザーを楽しんでいく方が選択肢も広がってきます。そして中古品の中には、デッドストックと呼ばれるモノや、ほぼ新品と言われるモノもあります。次章では、その中古品をどこで購入するか?を検証していきたいと思います。

2. 中古品はどこで購入するか?

一重に中古品といっても、購入できる(手に入れる)ところは実は沢山あります。

❶友人から譲ってもらう

中古品を手に入れる中で、一番安心できるのが友人や知り合いから譲ってもらうことではないでしょうか。この方法は出所が分かっているので非常に安心です。そして友人同士であれば、そんな法外な値段で売買することもないでしょう。サイズや好みさえ合えば、最も良い方法だと思われます。

❷古着屋さん

続いては、昔からある王道的な方法ですが、古着屋さんで購入することです。古着屋さんの中には、海外から仕入れをしているお店もあるので、もしかしたら日本で正規販売していないモノに出会えるかもしれません。また価値がわかっていないジャンルの衣類であれば、相場より安く買えるかもしれません。また古着屋さんでは試着できるので、サイズ間違いが起こらない事もメリットです。そして何より、お店で色々な服や革製品を見れるので、古着屋さん巡りは楽しいですよね。

❸フリーマケット

もう一つ、昔からある方法がフリーマケットです。古着屋さんと似ているところもあるのですが、服の本職の人がやっている訳ではないので、古着屋さんより安く手に入ることが多いです。但し革や服に特化していない為、自分の本当に欲しいモノに出会える確率は高くないかもしれません。

❹リユースショップ(代表的なのはセカスト)

直近の10年、全国に増えているのがリユースショップです。リユースショップでは中古品や未使用品の衣類が購入できます。中でも、店舗数が激増しているのがセカンドストリート(通称:セカスト)です。調べてみたところ、何とセカストは日本に800店舗以上。そんな飛ぶ鳥落とす勢いのセカストですが、案外掘り出し物があります。1店舗ごとに回るのは手間がかかるので、セカストのHPでお目当てのものを検索して下さい。革ジャンやブーツが沢山出てきます。もし欲しいものがあれば、在庫している店舗から最寄りの店舗に無料で配送してもらうことができます。実物を見て、サイズが合わない・色が好みでないといった場合、購入しなくて良いのが嬉しいサービスです。

❺ネット取引

最後は、今回のお題でもあるネット取引。パソコンやスマホで、中古品のレザーアイテムが簡単に売買できるこの時代に、感謝しかありません。ネット取引のやり方には大きく分けて、オークションとフリマがあります。詳しくは次章より説明していこうと思います。

3. ネットでレザーアイテムを上手く買う方法

ネットで購入する際、前述の通り2つの購入方法があります。一つは値段が変動するオークション、もう一つは値段が固定されているフリマです。オークションは私の知る限りYahooオークション一択だと思います。他にもあるかもしれませんが、私は使ったことがありません。フリマは、メルカリ、Yahooフリマ、ラクマ(楽天)など各社ありますが、メルカリが商品点数が約30億品と、一番多いようです。それでは各社の特徴と上手く使っていく方法を、「革ジャンを買う」ことにフォーカスして見ていきたいと思います。

A. Yahoo!オークション

1999年設立以来、ネットオークションの先駆者的存在として、多くのユーザーに愛されているYahoo!オークション(以下ヤフオク)。バイク乗りやレザーラバーの皆さんも、きっと利用したことがあるのではないでしょうか。私も長年に渡って、バイク用品やアパレルを売買させてもらっているサイトです。そんなヤフオクですが、人気がある商品は入札合戦になって、値段が上がります。例えば、0円で始まるルイスレザーズのゴールデンサイズ(38,40)は終わってみると15万円〜20万円くらいになっていることが多いですね(状態にもよりますが)。17万円以上のずっと入札がなく残っているルイスを、10,000円や5,000円オフ(週末に出ることが多い)のクーポンを使って購入する方が安かったりする場合もあります。一方ゴールデンサイズでない人は、ヤフオク購入に適しており、良い革ジャンをリーズナブルにゲットするチャンスが多くあります。

B. メルカリ

値段が固定されているフリマの中で、圧倒的な出品数を誇るのがメルカリです。衣類や革ジャンには特に強く、検索しても沢山商品が出てきます。買う方であれば、私が最も利用しているのがヤフオクよりメルカリかもしれません。ヤフオクで高値推移している革ジャンが、メルカリではそこまで高くない場合もあります。そしてメルカリの上手な活用方法として、コメント欄があります。コメント欄の使い方としては、サイズや状態確認だけでなく、値段交渉にも使えます。お目当ての商品があれば、出品者に色々質問してみましょう。

C. Yahooフリマ

続いてオススメしたいのがYahooフリマです。出品数ではメルカリには及ばないのですが、ヤフオクと連携していることもあり、オークションで競りたくない人にはオススメです。メルカリと違って、5,000円オフや10%オフのクーポンが出ることも頻繁にあるので、お得に買い物ができます。もう一つの違いは、出品者とクローズドで質問や値段交渉ができるところでしょうか。値段交渉が成立すれば優先的に落札できるのが嬉しいですね。

D. ラクマ

最後は、私も今年になって使ってみたラクマ(楽天フリマ)。出品数はヤフオクやメルカリより少ないですが、楽天ヘビーユーザーが使用していることもあり、Yahoo系やメルカリとは違った商品が出ている場合があります。Yahooやメルカリの検索で見つからない時に、ラクマに出ている商品があったりするので是非チェックしてみましょう。

E. その他

番外編としてオススメしたいのが、Yahooショッピングで中古品購入です。ヤフオクやメルカリにも出しているショップが、Yahooショッピングにも出品している場合があります。Yahooショッピングでは5の付く日や週末に10〜20%ポイントバックされます。100,000円の革ジャンで15%ポイントバックされると、実質85,000円になりかなりお得です。但し、Yahoo と関係性の高いソフトバンク、Yahooモバイルユーザーにはポイントバック率が高いです。その為に、筆者の携帯キャリアはYahoo モバイルにしています。

*この章では、業者毎の特徴を中心に言及してきましたが、最終的にはこの商品をこの値段で買うか否かになります。オークションの場合はどこまでお金を積めるかで、フリマの場合は値段交渉してその値段で納得できるかです。サイズが合うもの、状態が納得できるものがあれば、中古品は一期一会なので思い切って買ってみると良いでしょう。もしサイズが合わない、形が気に入らなければ、ネットで再販をかけることができます。(サイズはできる事なら、販売店に出向いて試着しておきましょう)

4. ネットでレザーアイテムを上手く売る方法

・手数料と配送料

次にネットで売る(出品する)場合です。購入する時は落札金額で買えばいいので簡単ですが、販売するときにポイントとなってくるのは手数料と配送料です。ここでは革ジャン等の衣類における料率を見ていきます。

業者業態手数料(業者に支払う料率)配送料
ヤフオクオークション10%落札者負担が多い
Yahooフリマフリマ5%出品者負担が多い
メルカリフリマ10%出品者負担が多い
ラクマ(楽天)フリマ10〜4.5%(月々の出品数&金額で変動)出品者負担が多い

上の手数料を見ていると、5%のYahooフリマが一番出品者には有利です。もし出品した革ジャンが100,000円で売れた場合、ヤフオクやメルカリは手取り90,000円ですが、Yahooフリマは95,000円です。ラクマに関して変動性なので沢山ラクマで出品する人は使っても良いと思います。ですが、閲覧者数はヤフオク(Yahooフリマは連動している)とメルカリが多いことに変わりありません。ここに配送料が関わってきますので、上手く値付けをして出品する場所を選びたいところです。勿論、同じ商品で複数の業者に出品して様子を見るのもアリです。

・人気商品やレア商品の場合

一方、人気商品やレア商品を出品するときは、ヤフオクが良いかもしれません。出品し始めると、欲しい人や気になる人はお気に入り登録(☆)するので、その☆数で注目度を確認することもできます。オークションの場合、いくらでスタートするのか、期間はいつまでなのか、即決金額は設定するのかもポイントになってきます。ドキドキ感がたまらないと言う人もいますが、一般的には出品者は1円でも高く売れることを望みます。商品の特性によって、オークションとフリマを使い分けることが重要だと思います。

・フリマの値段交渉

フリマがはじめの値付け通り売れるかといったら、そういう訳ではありません。買う側では値段交渉のツールだった質問が、売る側には値切られることに使われることになります。フリマに出品する以上、値段交渉されるものだと思っておいた方が良いでしょう。ですが長期戦を望むなら、値段交渉は受け付けませんとするのもアリですね。コメント欄やプロフィールに、値段交渉お断りと銘打っている出品者もいます。

・とにかくより多くの情報を記載すること

出品するにあたっては、できるだけ多くの情報や写真をアップすることです。それが新品なのかどれだけ使用したものであるのか、サイズや傷み箇所などわかることは全て記入しましょう。そして一番大切なのは、「あくまで中古品なので、新品クオリティを求める方はご入札をお控え下さい」という文言を入れることです。またトラブルを防止するためには、ノークレーム・ノーリターン(NCNR)といった事を書いておくのも良いでしょう。それでもトラブルはあるので、そういった場合には相手がどうであれ誠実に対処しましょう。

・落札(購入)されたら・・・

最後に落札(購入)された後のことを書いておきます。

*メッセージが来ない:落札後、一切メッセージを送ってこない人がいます。そういった場合は、商品をキャンセルして下さい。また商品が届いたのに評価をせず、取引が終わらないケースもあります。そういったケースの時は、1、2回催促をして下さい。それでも返答がない場合は放置して下さい。業者にもよりますが、商品到着から2週間後ぐらいに自動的に取引終了になり、お金が支払われます。

*梱包して出荷する:落札者(購入者)から支払い終了のメッセージが来たら、できるだけ早く綺麗に梱包して商品を発送しましょう。最近はヤマトや郵便局だけでなく、コンビニでも使えるので仕事終わりや夜でも出荷することができます。

*評価が良いに越したことはない:コメント欄通りの商品が早く届けば、大概に落札者は ”良かった” と評価してくれます。当たり前の事をすれば、マイナス評価をもらうことは稀なので、相手方の気持ちに立って取引をしましょう。

5. 革ジャン/ブーツを売買する時期

最後に、レザーアイテムを売買するのに適した時期を見ていきたいと思います。一般的には、ボーナス時期(7、8月と11、12月)は財布の紐が緩くなるので、売る場合には適しています。買う場合も出品のラインナップが増えるというメリットがあります。しかし、レザーアイテムの中でも季節性がある革ジャンやブーツは、売るのに適した時期と買うのに適した時期があります。

・革ジャン/ブーツを買うのに適した時期:オフシーズンである6〜8月は比較的安く買えます

・革ジャン/ ブーツを売るのに適した時期:オンシーズンである10月〜3月は比較的高く売れます

あくまで目安なので、商品によっては1年中高値推移するものもあります。まずは商品ごとの値動きをこまめに見る事ですね。購入する場合は、自分がこの商品をこの値段で買ってもいいと思った時が買い時だと思います。

6. まとめ

今回は、「レザーアイテムをフリマ・オークションで上手く売買する方法」を色々な視点から見ていきました。日々ネットを使ってレザーアイテムを売買している方なら周知の情報だったとは思いますが、如何だったでしょうか?中古品の中には、新品や新古品があったり、今では手に入らなくなった限定品や絶版品も見つけることができます。そして私が昨年〜今年にかけてゲットしてきた革ジャンやレザーアイテムの多くが、ネットで購入してきた中古品です。ファインクリークのディアレオン、ファウンテンヘッドレザーのBetaは、ほとんど使用していない美品でした。加えて購入金額も、新品に比べ数万円以上安く、納期は1週間以内。レザーラバーはこのネット販売を使わない手はないと、私は思っています。また使わなくなってタンスに眠っているレザーをリリースして、次のオーナーさんに託すのも良いのではないでしょうか。これを読んできくれた読者の皆様が、新たなレザーアイテムに出会いハッピーになれることを、心より望んでいます。ここまでご購読ありがとうございました。

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