北海道ツーリングvol.1 〜安く早く九州から北海道へ

ライダーの皆様、人生で一度はバイクで行ってみたい場所はありますか?筆者がバイクで走ってみたいのは、ダントツで ”北海道” です。九州にも関西にもない、ひたすら続く北の大地を走りたいと思います。しかし九州ライダーからすると日本列島を縦断することになるので、気軽に「そうだ北海道に行こう」とはなりません。ましてや椎間板ヘルニアを患っている筆者にとっては、中々ハードルの高い距離になります。でもよくよく考えてみると、今よりもっと腰の状態が悪くなるかもしれません。そこで少し大袈裟ではありますが、身体が元気なうちにできることをやろうと思い、北海道ツーリングに行く決意をしました。

当然の如く、自分自身のバイクで北海道に行くことを想像します。しかしながら、それを実現するには色々なハードルがあることがわかりました。ということで今回は、「北海道ツーリングvol.1」 と称して、九州から北海道を早く安く行く方法と、北海道ツーリングの初日の模様をリポートしたいと思います。

↑日本最北端の地「宗谷岬」

今筆者が所有しているバイク(大型)は、ドゥカティ848とBMW・R100RT。片方はスーパースポーツ、もう一方はカスタムされたカフェレーサーです。どちらも旅バイクとは対極なタイプであり、荷物の積載性はほとんどありません。それに加えて、九州からバイクを従えて北海道にいくには、お金&時間がかかります。自分のバイクで九州の福岡から北海道に行くには、現実的に考えて次の3つの方法があります。

福岡〜新千歳空港の全日空便に、バイクを乗せることができます。時期やバイクの大きさにもよりますが、大型バイク往復で約150,000円。これはANAカーゴのサービスなので、ここに自分自身の飛行機(ANA)代が往復40,000円〜かかってきます。時間的には、福岡から2時間半で北海道・新千歳に到着します。但しスペースがなければ、人とバイクが違う便になることもあります。

↑先輩がANAカーゴでバイクを運んだ時の写真

新門司〜大阪南港をフェリー、大阪〜舞鶴 or 大阪〜敦賀まで自走、舞鶴〜小樽 or 敦賀〜苫小牧までフェリーを使用します。時期・部屋のグレード・バイクの大きさにもよりますが、費用的にはフェリー代金(往復)が、名門大洋フェリー20,000円新日本海フェリー100,000円(平均)のおよそ合計120,000円。時間的には、名門大洋フェリーが11時間、新日本海フェリーが21時間かかるのですが、乗り継ぎも含めると片道2日間(往復4日間)要することになります。

最後の方法はBASなどのバイク配送便を使って、バイクだけ先に送る方法です。BASで福岡〜札幌間を配送すると、大型バイクの場合片道約63,000円(往復126,000円)です。それに自分自身の飛行機代がLCCなら往復20,000円〜、JALやANAなら往復40,000円〜(時期による)がかかってきます。時間的には❶と同様に片道2時間半で、福岡から北海道に飛べます。

時間を取るか、費用を取るかを選択しなければならないのですが、❶〜❸のどの方法を選択しても結構な金額がかかりますよね。しかし、もう一つ時間もお金もセーブできる方法があります。それを次章で紹介したいと思います。

BASで配送したスラクストンR

前述の❶〜❸の方法より、確実に早く安く北海道に行く方法があります。但し、自分のバイクで北海道を走るという事は諦めなければいけません。逆にそのフラグさえ外せば、早く安く北海道ツーリングができるのです。そのコンビネーションは、LCC+レンタルバイクです。それでは、筆者が実際に予約したプランを紹介していきます。

福岡から北海道に飛んでいるLCCはいくつかあります。ピーチ、ジェットスター、スカイマークなどがありましたが、今回はピーチを選択しました。ピーチの福岡〜新千歳の航空券を90日以上前に予約すると、なんと往復で20,000円。このチケットでは万が一の時に変更できないので、1回変更できるオプションをつけても往復26,000円です。但し、手荷物は2個7キロまでで、荷物を預けるとなると別途2,500〜3,000円の追加料金がかかります。そしてJALやANAに比べて、ピーチは座席が非常に狭く機内サービスはありません。それでも2時間半我慢すれば、新幹線で福岡〜大阪往復(約30,000円)よりリーズナブルに北海道に行けます。

上記のHPを確認すると、福岡〜新千歳の最安料金は片道6,490円〜のようです。本当にローコストキャリア様様ですね。

LCCを予約したら、次はレンタルバイクです。北海道の新千歳空港周辺や札幌市内には、いくつかのレンタルバイク店があります。飛行機を降りてすぐバイクに乗りたいなら、新千歳空港のレンタルバイク店一択です。帰り事も考慮すると、空港の近くの方が返却後すぐに飛行機に乗れます。ちなみに新千歳空港から札幌市内の中心までは、電車やバスでおよそ1時間くらいです。

それでは筆者が今回お世話になったJネットレンタカーを紹介していきます。

Jネットレンタカーは、全国に支店があるレンタカー店で、店舗によってはバイクのレンタルもあります。空港周辺の他のお店と比較して、国産だけでなく輸入車もあるし、何せコスパが良いのでこのお店を選びました。予約ページのリンクを下記に貼っておきます。

上記のKTM・390DUKEは20%OFFで8,800円/日ロイヤルエンフィールドのINT650は50%OFFでなんと7,000円/日です。車種にもよりますが、他のお店だと大型バイクは15,000円/日だったので、Jネットさんはコスパ最強なことがわかります。燃費や運転しやすさを考慮して、今回は中型のKTMを借りることにしました。保険を含めても1日約10,000円、4日間借りると約40,000円でした。前述の飛行機と合わせても70,000円でお釣りがくる感じです。このように自分のバイクで行くことを諦めれば、時間も金額もセーブすることができます。

北海道に行ってツーリングするには、バイクギアが必要です。勿論全てレンタルできるのですが、断然持って行った方が安くすみます。それでは、絶対に持って行くべきモノをあげていきます。

これは絶対に必要ですよね。ジェットヘルメットや半ヘルではなくフルフェイスを推奨します。そしてスモークやミラーシールドではなく、クリアシールドを付けて下さい。何故かというと、北海道の海沿いは風が非常に強く、バイクの運転は風との戦いになります。また街灯もない田舎道を走ることになるので、もし時間が遅くなって暗くなった場合を考えると、視認性が良いクリアシールドがマストです。ちなみにこの北海道ツーリングに合わせて、納ヘルしました!英国産のグリフィンのスピードスター、別の回に詳しくインプレッションします。

↓のクリアシールド仕様にしました

真夏以外は、オールシーンズン対応のグローブを用意しましょう。革好きの筆者は、レザーグローブ一択です。

バイクで長く走るので万が一の事も考えて、くるぶしが隠れるシューズを選びましょう。ちなみに筆者はバイクに乗る時は、暑くてもエンジニアブーツを履きます。

Aでも書いた通り、北海道はとにかく風が強いので、防風性の優れた服装が必要です。レザーか風を通さない素材のウエアを用意しましょう。また札幌と稚内は500キロくらい離れているので気温が全然違います。正直10℃以上差があります。温度調整できるインナーや羽織れるアウターを持っていきましょう。

北海道は走る距離が長いのもあり、天候が変化しやすいです。数日間ずっと晴れということは考えにくいので、必ずレインウエアを持っていきましょう。上下のウエアに加えて、撥水性のあるグローブとブーツカバーもあった方が良いです。

本州の人は北海道の道がわからないと思うので、地図派の人以外はグーグルマップなどのナビに頼ると思います。スマホホルダーがあると、スマホの地図が確認しやすいので、持っていきましょう。(レンタルでも可)

あとは着替え(Tシャツ・下着・靴下)さえあればOKです。7キロ以下にするには、着替えの数を減らしてコインランドリーを使うものアリだと思います。筆者はヘルメットをバックに、それ以外のアイテムをバックパックに詰めました。バックパックはバイクのキャリアに固定できるものにしました。(もしくはツーリングネットでも可)

6月某日、ついに北海道ツーリングの日がやってきました。筆者は熊本在住なので、市内から福岡空港まで高速バスで行くことにしました。バスに揺られること1時間半で、無事に福岡空港に到着。今回は預ける荷物もないので、荷物チェックを済ませてゲートへ向かいます。オンタイムで飛行機に乗り込み、2時間半のフライトを経て、北海道に到着しました。新千歳で関西からの友人と合流し、いよいよ北海道ツーリングがスタート。と言いたいところですが、初日はバイクに乗らずに、プチ札幌観光&ススキノの夜を堪能する日程を組みました。

実は前職の出張でよく札幌に来ていましたが、今回は5年ぶりでした。新千歳空港から札幌に移動し、まずは札幌名物「味噌ラーメン」を食しました。初めて入ったお店でしたが、結構美味しかったです。そのあと時計台を観光しました。時計台の中には初めて入ったのですが、「少年よ大志を抱け」のクラーク博士が絡んでいたことは全く知りませんでした。

その後、ススキノに移動しホテルチェックイン。札幌の居酒屋で海鮮や焼き鳥を堪能しました。特に美味しかったのが、初体験のホッケのお造り。シーズンによっては、生で食べられるらしいです。お腹を満たした後、雰囲気の良さそうなバーで一杯やりました。そんなこんなで初日の札幌の夜は更けていきました。いよいよ明日から念願の北海道ツーリングが始まると思うと、ワクワクで眠れないことはなく・・・普通に眠れました(笑)。次のポストより、レンタルバイクで行く「北海道ツーリング」について詳しくポストしていきたいと思います。乞うご期待下さい。

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