革ジャンとデニムを縮ませる方法

10月半ばに差し掛かり、長く暑かった季節もようやく終わりを告げようとしています。待ちに待った革ジャンとデニムの秋がついにやってきました。革ジャンで快適に過ごせる期間は短そうですが、全力で楽しみたいと思います。さて私事ですが、夏場にダイエット企画を敢行(結果体重6キロ減)したことにより、以前はジャストサイズだった革ジャンやデニムがブカブカになってしまいました。そこでネットで、革ジャンやデニムを縮ませる方法を調べてみました。本当に色々な方法があるようですが、自分なりにアレンジして手持ちの革ジャンとデニム縮ませることにチャレンジすることに。果たして筆者の革ジャンとデニムはどうなったのか?興味のある方は、読み進めて下さい。

ダイエット企画を敢行したことによって、特にサイズが合わなくなった革ジャンとデニム(ジーンズ)は以下の通りです。

くしくも両方とも大戦モデルです。元々ゆったり目に着ようと思って購入したのですが、体重を6キロも落としてしまうと、大きすぎてブカブカです。このままでは着なくなってしまうので、この2着を縮ませてみようと思いました。ジーンズに関してはウエストを詰めて細くする方法もあったのですが、シルエットのバランスが崩れてしまうという懸念点があります。また生地を痛めてしまうかもしれないリスクもあるので、入念に調べてある方法でサイズを落とすことにしました。

まずは、縮める前に採寸をしておきます。

↓筆者所有の大戦モデルとは違う、茶芯タイプのY’2 レザーのEB-140-T

これをしっかり測っておかないと、どれだけ縮んだかわからなくなりますので。さあいよいよ、本企画のスタートです。

まずは革ジャンとジーンズを洗っていきます。

革ジャンもジーンズもお風呂場にて洗い作業を敢行。まず革ジャンですがハンガーにかけて、シャワーでぬるま湯(37度くらい)を掛けながら濡らしていきます。今回は汚れを落とす目的というよりは、濡らすことに重きを置きます。インナーはあまり濡れないように、10分ほど水を浴びせてヒタヒタにする感じで、革に水分が浸透してきたらOKです。革ジャンは水分を含むとかなり重たくなります。しばらく浸透させて、15分くらい放置して下さい。

ジーンズは、まず裏返しにします。そして浴槽にぬるま湯(37度くらい)を張って、ジーンズをゆっくりと入れていきます。ジーンズに水を馴染ませていった後、ジーンズを水の中で揉んでいきます。するとジーンズが水を含んで柔らかくなっていきます。すると浴槽の水の色が、インディゴのブルーに染まってきますので、10〜15分くらいつけ置きしましょう。もし汚れを落としたいなら、ジーンズ専用洗剤を使用して下さい。洗剤を使用した場合、洗剤が生地に残らないように何回も水を変えて濯ぎましょう。

↓ウエアハウス監修のジーンズ用洗剤↓

革ジャンとジーンズを洗い終わったら物干し竿やハンガーで吊って下さい。水が滴り落ちてくるので、場所はお風呂場が良いと思います。水が落ち切ったら、吸水性の高い乾いたタオルで残っている水分を拭き取って下さい。2枚のタオルで生地を挟んでやると、水分がよく取れると思います。

次は脱水です。家庭用の洗濯機についている脱水機能で行います。通常の洗濯過程と同様に、5~7分くらい脱水します。脱水が終わったらカゴに入れて、コインランドリーに向かいます。

さあ革ジャン&デニムを縮ませる企画が佳境に入ってきました。家庭用洗濯機よりも高温で一気に乾燥できる、コインランドリーの乾燥機を使います。革ジャン1枚&ジーンズ1枚であれば、約30分乾燥機に入れて下さい。筆者の近所のコインランドリーは10分100円だったので300円を入れて、乾燥が終わるのを待ちます。

30分後、ホカホカになった革ジャン&デニムを乾燥機から取り出します。さすが業務用の乾燥機、バッチリ乾いていますね。デニムはパリッとなった印象です。革ジャンはオイルも抜けているのもあり、だいぶ硬くなっていました。それではこれらを家に持ち帰って、サイズを測っていきたいと思います。

それでは乾燥させた革ジャンとジーンズのサイズを測ってみます。

革ジャンは肩幅や身幅といった横の幅が1cm、着丈と袖丈はなんと2cm縮みました。乾燥後、試着してみたところ、ワンサイズダウンしたのかと思うくらい小さくなっていました。まあオイルが抜けているのもあると思いますが、体にジャストフィットするサイズ感になりました。これは成功と言えるのでは・・・。

ジーンズは、ウエストと総丈(股下)が2cm、裾幅が1cm縮みました。ダイエットしてからは、このフェローズの大戦モデルがとにかくブカブカすぎて着れてなかったのですが、これで体型にフィットしたジーンズを履くことができます。この後、裏返して糊付けを行いました。ヒゲや蜂の巣が綺麗に出るように、これからガンガン着込んでいきたいと思っています。

7. レザーのお手入れ

革ジャンを洗濯・乾燥したことで、オイルが落ち、革がだいぶ硬くなってしまいました。今回は、ミンクオイルで革を柔らかくして、仕上げにはマスタングペーストを使います。マスタングペーストは熊本発祥のレザーケアアイテムで、馬の油を原料としたオイルになります。指で温めながら革に塗り込んでいくと、革に光沢と艶が出てきます。

↓今回使用したレザーケアアイテムです↓

その後、革ジャンに袖を通し着込んでいくと、革が馴染んで柔らかくなってきました。乾燥機の中で擦れたせいなのか、少し塗料が禿げている箇所があり、いい感じにエイジングも進みました。サイズ感も実に丁度良く、縮ませて良かったと思います。これから更に着倒して、エコホースレザーの経年変化を楽しみたいと思います。

ということで今回は、筆者なりの「革ジャンとデニムを縮ませる方法」を書いてみました。革ジャンを洗濯するのは少々緊張しましたが、やってみると思っていた通りに縮み、ジャストサイズになりました(ピース)。しかし革の種類や洗濯・乾燥の仕方によっても変わってくると思うので、もしやる方は自己責任でお願いします。デニムも狙い通り縦横が縮み、少し柔らかくなったので履きやすいです。革ジャン・デニム共に縮ませてみて良かったと思っています。サイズ問題が解決した所で、これからの革ジャン・デニムシーズンインなので、こいつらをガンガン着込んで育てていきます。もう少しエイジングが進んだら、またこのブログにもアップしていこうと思います。ここまでご購読ありがとうございました。

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