スラクストンRのオイル・フィルター交換

2022年8月、ついに中古でスラクストンRを購入して1年が経ちました。カフェレーサーのスパルタンな見た目とは裏腹に、非常に乗りやすく一緒に色々なところに行きました。初めての九州も、ヴィーナスラインも千里浜なぎさドライブウェイも、スラクストンが連れて行ってくれました。大きな故障もなく走ってくれる、素晴らしい相棒です。

呼子のイカを食べに行った時の写真

1年間の走行距離は?

2021年8月某日、神戸のバイク屋さんで購入した時は、オドメーターは8500kmでした。そして2022年8月現在は約24500kmなので、1年間で16000km走ったことになります。1ヶ月換算すると約1300kmなので、かなり走っていますね。これからも調子良く走っていけるように、メンテナンスは欠かせません。

24000km超えました

オイル・フィルター交換

スラクストンを購入してから、オイル交換・フィルター交換は自分でやるようにしています。頻度としては、オル交換が3500〜4000kmに1回、フィルター交換は7000〜8000kmに1回です(オイル交換2回に対してフィルター交換1回)

<用意するもの>

エンジンオイル:トライアンフが推奨している、カストロールのエンジンオイル POWER 1 ULTIMATE 4T 10W-40 4Lを使用しています。(ULTIMATEは上位の良いオイルです)この高品質なオイルを入れるとギアが入りやすく、エンジンのフケが良くなるのでオススメです。

ドレンボルト:デイトナ社のドレンボルト マグネット付き M14×P1.5 (ワッシャー付き)を使用しています。サイズが合えば、他のメーカーでもOKです。マグネット付きだと、鉄粉などを吸着してくれる効果があります。

オイルフィルター:トライアンフ純正フィルター(T1218001)を使用しています。キジマやK&NでもOKです。

オイルフィルターレンチ:オイルフィルターを回すのは硬いので、フィルターレンチを使います。色々なタイプがありますが、サイズ(14面/64mm)さえ合えばどこのメーカーのものでもOKです。

⑤その他:廃油パック4〜5L、オイルジョッキ、ラチェット(14mm)、マイナスドライバー、ウェス、パーツクリーナー、ナイロン手袋などを用意します。

用意するものは大体こんな感じ

<オイル・フィルター交換の手順>

A. まずエンジンをかけ、バイクに少し乗ってきます。(温めた方がオイルが抜けやすいので)

B. スタンドを立ててバイクを停め、ドレンの下に封を開けた廃油パックをセットしておきます。

C. フィラーキャップをマイナスドライバーで緩め、外してオイルが抜けやすいように空気を入れます。

D. 次にラチェットを使ってドレンボルトを緩めます。注意点は、通常時の逆回転に回します(時計回り方向)

E. ドレンボルトが緩まったら、ナイロン手袋をはめ手でゆっくりドレンボルトを外す。熱いオイルが勢いよく出てくるので、注意してください。

こんな感じで黒い汚れたオイルが出てきます

F. オイルが全部抜けるまでしばらく待ちます。スタンドを出している場合は少し車体が傾いているの、真っ直ぐにしてバイクをゆすってあげるとオイルが抜けやすいです。

G. オイルが抜け切ったら、パーツクリーナーとウェスでドレンを綺麗にし、②のドレンボルト+ワッシャーを装着して、硬く締めてください。厳密にはデジタルトルクレンチを使った方がいいですが、管理人は持っていません。

ドレンボルトとワッシャー

H. 次に④フィルターレンチ(+ラチェット)をフィルターに取り付け、時計回りに回してフィルターを緩めます。

左側にオイルフィルターがあります

I. 緩んできたら手でフィルターを回して外してください。フィルター側からも汚れたオイルが出てくるので、下に廃油パックを引いてオイルがこぼれないようにすること。

J. オイルが抜け切るのを待ちます。抜け切ったら、フィルター取り付け部分をパーツクリーナーとウェスで掃除します。フィルター内部に①のオイルを約0.2Lほと入れ、フィルター表面にオイルを手で少し塗って、フィルターを回して取り付けます。そしてオイルフィルターレンチを使って、硬く締めてください。

K. 最後に、オイルジョッキに①のオイルを3.2Lを入れ、フィラーからオイルを入れます。入れ終わったら、フィラーキャップを締め、1〜2分くらいエンジンをかけ少し温めます。その後、車体を真っ直ぐにして、オイルゲージのLowとHighの間ににオイル表面が来ていれば、オイル量は適正値です。ゲージの間になければ、入れすぎないように、オイルを少しずつ追加してください。

以上でオイル・フィルター交換終了です。意外と簡単です。スラクストンだけでなく、トライアンフのバイクならほぼ同じ要領でできると思います。翌日にドレンやフィルターからオイルが漏れてないかチェックしておいて下さい。

*後半の写真を撮り忘れているので、次のオイル交換で写真を撮って追加します。

*デジタルトルクレンチを使う際のトルク値:ドレンボルトは25Nm、フィルターは10Nmです。

初心者でもできるメンテナンス

オイル交換は、バイク初心者でもできるメンテナンスです。汚れたオイルを抜いて、綺麗なオイルを愛車に入れてあげると、スゴく気分が良くなります。ディラーさんやバイク屋さんに頼んだ方が良いという考え方もありますが、管理人はできる限りオイル交換は自分でやることにしています。他にもやっているメンテナンスやカスタムも、今後UPしていこうと思っていますので、乞うご期待。

3件のコメント

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