今すぐ買えるレプリカジーンズの『大戦モデル』5選

デニムラバーの皆様、2025年の年末いかがお過ごしでしょうか?筆者は毎日デニムを履いて、エイジングに励んでおります。というか最近、パンツはほぼデニムしか履いていませんので、自分が所有している他のパンツに触れていません。記憶が曖昧ですが、おそらく軍パン、チノパン、革パンなどは持っていたかと・・・。おかげさまで履き倒しているTCBジーンズ50sとフェローズ451SWは、順調に育ってきております。そして、そろそろ新しいデニム、特に「大戦モデル」欲が日増しに大きくなっています。ということでで今回は、前半に「MY Denimのエイジング状況」、後半には「今すぐ買えるレプリカジーンズの大戦モデル5選」をポストしていきたいと思います。

・MY Denimのエイジング状況

⑴ TCBジーンズ50s・上下セットアップ

まずは、岡山・児島ジーンズの雄「TCBジーンズ」の50sセットアップ。こちらは2024年5月にネットで購入しました。つまり2025年12月現在で、約1年半が経過したという事になります。正直言いまして、TCBジーンズ50s、本当に購入して良かったと思うデニムです。やはりエイジングのTCB、履けば履くほどいい味を出してくれる逸品。それでは、1年半経過したTCBジーンズ50sのエイジング、見て行きましょう。

⤵️TCBジーンズ50sセットアップ購入の投稿⤵️

<TCBジーンズ50sの1.5年のエイジング>

*ジャケットのエイジング画像

まずの肘周りのヒゲが、かなり良い感じで浮き上がってきました。また袖口を含む、生地の端のパッカリングが大分進んできました。逆にエイジングが進まないのが、両胸のポケットです。パンツに比べてどうしても着用頻度の少ないジャケットにしては、中々良い感じに経年変化してきました。

1年半のエイジング活動は下記の通りです。

ワンウォッシュ / 糊付け:購入時に1回 / 使用頻度:春秋を中心に週3回くらい、夏冬は着ていない / 洗濯頻度:3回

*パンツのエイジング画僧

続いてパンツですが、特筆すべきは太もも周りのヒゲがかなり荒々しくついており、膝裏のハチノスはうっすら出ています。縁のパッカリングも、良い感じに浮かび上がってきました。全体的には、Big E〜66モデルっぽい色落ちでしょうか。写真でみる以上に素晴らしいエイジングをしてくれています。

尚、1年半のエイジング活動は下記の通りです。

ワンウォッシュ / 糊付け:購入時に1回 / 使用頻度:1年間週5回、以後週2回程度 / 洗濯頻度:3回

⑵ フェローズ451SW・大戦モデル

続いて2024年6月に購入したフェローズの大戦モデル451SW(パンツのみ)です。前述のTCBジーンズと比べると、中々エイジングしにくいスターチドウォッシュデニムでしたが、1年間履きこんだくらいからようやく変化が出てきました。特に太もも周りのヒゲがだいぶ目立つように。ハチノスパッカリングはまだ気持ち程度といった様子です。これぞ大戦モデルといったドカン型のルーズシルエットなのでアタリが出にくいのですが、根気よく履いていい感じに育てていきたいです。

尚、1年半のエイジング活動は下記の通りです。

ワンウォッシュ / 糊付け:購入時に1回 / 使用頻度:1年間週2回、以後週4回程度 / 洗濯頻度:4回

・今すぐ買えるレプリカジーンズの大戦モデル5選

それではここから本題の「今すぐ買えるレプリカジーンズの大戦モデル5選」を紹介していきます。当ブログでは過去に2回、大戦モデルのポストをしてきました。しかしながらデニムの中では人気の大戦モデル、スポットでしか作っていないブランドもあるので、ネットでは中々買えないことも。そこでレギュラーで安定生産しているブランドの大戦モデル(パンツのみ)にスポットライトを当てようと思いました。

❶バズリクソンズ・BR43041

まず初めに紹介するのが、テーラー東洋が誇るミリタリーブランド「BUZZ RICKSON’S」の大戦モデル。フライトジャケットとのコントラクターを務める軍物メーカーならではの視点から、物資統制中に作られた大戦モデルを忠実に再現しています。シルエットはちょっと太めなワイドストレートで、生地は13.6ozオリジナルデニム。鉄製の月桂樹ボタン、ミリタリーカラーのヘリンボーンスレーキ、隠しリベットの本縫い仕上げなど、随所に大戦らしさをあしらったジーンズになっています。価格も2万円台後半で購入できるので、大戦一本目にいかがでしょうか。

❷リゾルト・714

続いて紹介するのは、リゾルト(RESOLUTE)714・大戦モデル。リゾルトとは、デゥニームの創始者である林芳亨氏が2010年に立ち上げたデニムブランドで、日本人の体型に合わせたシルエットと履き込むほど味が出る生地作りには、定評があります。どちらかと言えば細めでテーパードがかかったジーンズを作ってきたリゾルトでしたが、 2022年に満を持して714・大戦モデルをリリース。他ブランドの大戦モデルよりは少し細めのシルエット、ウエストだけでなくレングスも選べるのが特徴です。リゾルトオリジナルの13.5oz生地に、大戦要素(月桂樹が刻印されたドーナツ型トップボタン、リベットなしのコインポケット、太めのベルトループなど)を盛り込んだ、視玉の一本となっています。

❸TCBジーンズ・S40s

3本目に紹介するのが、筆者も愛用しているTCBジーンズからS40s・大戦モデル。5年ほど前に発売した頃から、常に人気でソールドアウト状態。しかし今年から生産本数が増やしたのか、比較的購入しやすくなっています。月桂樹&ドーナツボタン、オリーブのヘリンボーン生地のスレーキ、隠しリベットを外したバックポケットの歪な縫製、ALLイエローのステッチなど、随所に大戦要素が散りばめられています。そしてこだわり抜いた14ozの黒っぽいオリジナル生地、シルエットは王道のストレート、股上は深めの作りになっています。大戦ど真ん中のジーンズが欲しい、そして色落ちも楽しみたいという方には、まさにオススメの一本です。

❹TCBジーンズ・Late S40s

2025年、新たにTCBジーンズのラインアップに加わったLate・S40s大戦モデル。紐解いていくと、1946(1947年前夜)のディテールを思わせる大戦終盤をイメージして製作されたようです。月桂樹&普通ボタン、ネル生地のスレーキ、バックポケットは真っ直ぐで綺麗な縫製、ALLイエローステッチなど、大戦と1947モデルの要素が混ざっています。上述の40sと比べて青っぽい13.5oz の生地、シルエットは40sより若干細め、股上は少し浅めの作りです。大戦モデルをすでに持っている方が次に選ぶデニムとして、楽しめる一本だと思います。

❺フェローズ・451SW

最後に紹介するのは、筆者が現在も履き込んでいるフェローズ451SW・大戦モデル。前章で1年半のエイジングは、確認済みだと思います。フェローズの大戦は、王道というより少し変化球な感じです。大戦らしさは網羅しつつ、黒ラッカー塗装の月桂樹&ドーナツボタンやバックポケットにはオリジナルのリベットを採用するなど、面白いギミックが詰まっています。そしてシルエットは大戦にしてもちょっと太めのルーズシルエット、生地は13.75ozのスターチドウォッシュデニムを採用しています。他ブランドの大戦モデルよりリーズナブルで、履き込むほどに味が出てくるフェローズ451SW、筆者オススメの一本です。

・まとめ

という事で、久々の “デニム回” 如何だったでしょうか?前半は筆者所有の「デニムエイジング事情」、後半は「今すぐ買えるレプリカジーンズの大戦モデル5選」をポストしました。ヴィンテージジーンズの価格が高騰している昨今、特に大戦モデルは一般人には手が出ない値段になっております。そんな中、高品質なレプリカジーンズを製作している日本メーカーには、感謝しかありません。しかしながら、レプリカジーンズの大戦モデルは特に人気があって、すぐ売り切れてしまうことが多いようです。それでも楽しいギミックが沢山ある、特別な大戦モデルを選んで欲しいという思いから、今回今すぐ手に入る(入りやすい)大戦モデルを紹介させて頂きました。それぞれのブランドがこだわり抜いて作られた「大戦モデル」、クローゼットに一本加えてみてはどうでしょうか。

現在、筆者も2本目の大戦モデルが欲しくて、上述の4モデル(フェローズは既に所有)から、どれにしようか物色している最中です。もしくは前から気になっているウエアハウスやシュガーケーンの大戦モデルも候補です。購入した際は、このブログで紹介しますので、乞うご期待下さい。

⤵️合わせて呼んで欲しい「大戦モデル」の投稿⤵️

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