Hompresの電熱グローブは品質&コスパ最高でした

今年も残すところ、1週間を切りましたね。月初は12月とは思えない暖かい天候でしたが、先週から急に寒波がやってきました。熊本市内でも朝は5℃以下、阿蘇は雪景色です。こんな天候でもバイクに乗りたい気持ちはありますが、それには防寒装備が不可欠です。去年の冬はグリップヒーターがあるスラクストンRに乗っていました。しかし現在所有のバイク2台(ドゥカティ848とBMW・R100RT)にはそのような装備はありません。数年前に購入したIDEALの電熱グローブとZELOATの電熱ベストを、倉庫から引っ張り出し、冬ライドに向けて準備し始めました。丁度1年前に「冬バイクに欠かせないアイテム3選」として、記事にしていたので、良かったら読んで下さい↓


そんな中、当ブログ宛に1通のメールが届きました。Hompresの担当者さんから、「このブログで当社の電熱グローブを紹介して欲しい」とのことでした。2022年冬シーズンのAmazon電熱グローブ・売上ランキング第1位Hompresさん、これは是非とも試してみたいので、商品を送ってもらうことにしました。ということで今回は、品質&コスパ最高の “Hompresの電熱グローブ” のインプレッションをしていきたいと思います。

1. Hompres電熱グローブのライナップ

現在発売されているHompresの電熱グローブには、下記の通り4種類あります。

項目/種類JRJCSTJK01AJRJCSTXK01BJRJCSTGD01CJRJCSTBN01D
タイプ3秒速暖型3秒速暖型3秒速暖型保温型
加熱技術カーボンナノチューブカーボンナノチューブカーボンナノチューブ炭素複合繊維発熱技術
発熱範囲手の甲から指先先端まで手の甲から指先先端まで手の甲から指先先端まで手の甲・掌・指先先端まで
バッテリー残量表示✖️✖️✖️
スマホ対応範囲親指と人差し指人差し指人差し指五本指
指関節部分に細長いクッション✖️✖️
ナックルガードの種類カーボンカーボンカーボンゴム
パームスライダーの種類カーボンカーボンカーボンゴム
掌に滑り止め加工の種類レザースエードマイクロファイバーレザーマイクロファイバーレザーマイクロファイバーレザー
ワイパー✖️✖️✖️

少しずつデザインや仕様が違いますが❶❷❸は3秒速暖型、❹だけが保温型です。今回Hompresさんに提供してもらったサンプルは、‎JRJCSTJK01AのLサイズ、‎JRJCSTXK01BのXLサイズです(❶〜❹にAmazonのリンクが貼ってあります)。

3. 商品到着、内容物確認

Hompresさんからメールを頂いて数日後、商品が到着。何やら高級感のあるパッケージです。中を開けると、手袋・バッテリーがそれぞれ1組ずつ、バッテリーの充電器、シガーソケットそして取説が入っていました。

早速充電器でバッテリーをチャージします。赤色のランプが緑になったら充電完了です。インナーポケットからコードが出ているので、それをバッテリーに繋いでチャックを閉めます。まずは3秒速暖型の実力を体感すべく、電源ボタンを長押してスイッチオン。するとどうでしょう。ものの数秒で手袋の中が暖かくなりました。これは凄い、恐れ入りました。普段電熱グローブを使っている時の難点は、バイクの走り始めはグローブが中々暖かくならないのです。ですが、Hompresの3秒速暖型モデルなら、乗ってすぐにでも暖かくなると思います。最近急に寒くなったせいもあり、少し億劫になっていた冬バイクですが、これは乗るのが楽しみになりました。

また送ってもらった2タイプの特徴も見ていきましょう。JRJCSTJK01Aは手のひらと手首に2本ベルト付きで、人差し指にヘルメットバイザー用のワイパーもあります。対してJRJCSTXK01Bの方は、手の甲にベルトループとリフレクターを装備。双方とも人差し指でスマホ操作ができます。手のひらが大きい私には、JRJCSTJK01AのLはジャストサイズで、‎JRJCSTXK01BのXLの方がゆったりめのハメ心地でした。ちなみに私の手のサイズは、手長19.5cm・手囲い22.5cmになります。

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4. バイクに乗ってインプレッション

それでは実際にバイクに乗ってインプレッションしていきましょう。12月某日AM10時頃、熊本市内の気温は8℃。バイクに乗った場合は気温ー5℃と言われているので、3℃くらいの体感温度でしょうか。電熱ベスト+Hompres電熱グローブを仕込んで、万全の防寒設備で出発。阿蘇方面はマイナス気温で凍結していて走れないので、安定のナルシストの丘〜玉名広域農道に向かいます。熊本市内は1〜2段階(白45℃〜緑55℃)で十分暖かいです。風防やナックルガードのついていないバイクを運転していると、風が当たって寒いのは手の甲と指先です。その点、Hompresの電熱グローブはその2箇所が特に暖かく、手がかじかまずに動かすことができます。そして冬用手袋によくある操作性の悪さ(ゴツすぎて指が動かしにくい)も、全く感じません。加えてガントレットタイプなので、手首から風が入ってくることもなく、快適です。

熊本市内を抜けて、峠エリアに入っていきます。ナルシストの丘付近は、さらに気温が下がって6℃。指先の体感気温は1〜2℃になっているので、3〜4段階(紫55℃〜赤60℃)レベルアップしました。手の甲も指先もかなり温かく、ストレスなく操作できます。道が凍結さえしていなければ、気温0℃以下でも快適に走れそうです。そして一旦温度が上がってしまうと温かさをキープしてくれるので、電熱グローブによくある”温度が上がりすぎて低温火傷” といった心配もありませんね。

もう一つ電熱グローブを使うにおいて重要なことは、バッテリーの持ちです。いくら温かくても1〜2時間でバッテリーが空になってしまう電熱グローブは、冬ライドの役に経ちません。Hompresの電熱グローブは、シグナルが赤「60℃ 最大3~4時間使用可能」、紫「55℃ 最大4~5時間使用可能」、緑「50℃ 最大5~6時間使用可能」、白「45℃ 最大5~6時間使用可能」と言われています。熊本市内〜阿蘇をぐるっと回ってくる200キロツーリングであれば、十分バッテリーが持ちそうです。ですが長距離ツーリング(8時間以上)なら、予備バッテリーを1組欲しいところです。冬ライドにおいて電熱グローブのバッテリー切れほど、悲惨なことはありません。手や指の感覚がなくなりブレーキ・クラッチ操作に支障をきたせば、非常に危険です。Hompres電熱グローブ用の予備バッテリーは、ネットでも販売しているので合わせて買っておくことをお勧めします。

5. 購入方法、3年使ったIDEAL電熱グローブとの比較

Hompresの電熱グローブはAmazon・楽天・Yahooなどで購入することができます。販売価格の安さとモデルの充実度は、Amazonが一番のようですね。

またこの章では、私が3年間使ったIDEAL(山城)の電熱グローブとの比較をしたいと思います。バイクに乗り始めて1年目の冬は電熱グローブを使っていなかったのですが、冬ライドのあまりの寒さに耐えきれず、2年目から電熱グローブを導入しました。有名どころのRS.TAICHI、KOMINEの購入も考えたのですが、値段が結構高い事・デザインが好みではない事もあって、IDEAL本革仕様を選びました。当時のメインバイクは英国カフェレーサーのスラクストンRだったので、前述の2社のようなスポーティーな見た目のグローブではなく、クラシックに見えるIDEALの本革グローブにしました。もう一つ候補に上がっていたHeart Masterですが、車載バッテリーから給電する方法しかなかったので、面倒に感じて購入には至りませんでした。

IDEALの本革電熱グローブ

ちなみに上記の本革電熱グローブは現在廃盤になっており、IDEALからは下記の商品が現在販売されているようです。

IDEALの電熱グローブの見た目(電熱には珍しい革製)は気にっていたのですが、操作性が少し悪くバッテリーもあまり持ちません。温かさに関しては、RS. TAICHIには及びませんが及第点でした。バッテリーの持ちが悪いので、一番低い温度設定で5時間持てば良いと思って使用していました。その点で言うと、Hompresの電熱グローブは、操作性とバッテリーの持ち・温かさを兼ね備えたグローブでIDEALより圧倒的に優っていると思います。コストパフォーマンスも含めると、メジャーブランドであるRS.TAICHI、KOMIE、Heart Masterより、Hompresの電熱グローブを選ぶべきだと、私は強く提言します。

1つHompresさんに要望したいのがデザインです。ドゥカティなどのスポーツバイクには、現状のデザインがマッチングするのですが、クラシック系やカフェレーサーには、しっくりきません。できる事なら本革性のクールな電熱グローブを作って欲しいです。私のような要望を持つライダーは全国に沢山いると思うので、来シーズンにリリースされることを期待しております。

6. まとめ

今回は、Hompresさんより電熱グローブをご提供頂いて、インプレッションしてみました。まだ冬ライドには2回しか使っていない中でこの記事を書いているので、わからない・気づかない点もあるとは思います。しかしながら現在私の知る限り、品質&コスパ最強の電熱グローブは、「Hompres」です。グローブの操作性、温かさ、そしてバッテリーの持ちと、本当に3拍子揃っています。今ならネットで購入できるので、この投稿を見て気になった方は、是非試してみて下さい。損はさせない自信はあります。そして、この度素晴らしい電熱グローブを紹介・提供して下さったHompresさんありがとうございました。これからガシガシ使い込んで、もっと良さをアピールしていこうと思います。

電熱グローブ on ドゥカティ848(ナルシストの丘)

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