ネットでブーツを買うのは難しい〜エンジニアブーツ LONE WOLFとZERROWS購入したのですが・・・

レザーラバーの皆様、ネットで革ジャンやブーツを買うことはあるでしょうか?私の住んでいる九州・熊本には、自分のお気に入りブランドのショップがほとんどないので、ネットで購入することが多くなります。年末年始は家でゆっくりしていたので、TVやYoutubeを見ながらネットで革ジャンやブーツを物色していました。非常にダメな年越しですよね(笑)特に気になっていたのがエンジニアブーツで、昨年購入したBiltbackの269の相棒探しをしていました。しかし昨今、私の欲しいエンジニアブーツは、注文しても1年以上待ちが定期なのです。せっかちな私は、1年も待ってられない、早くブーツ履いて味を出したいと思ってしまいます。そうなってくると選択肢は、ショップの在庫品か中古品です。2024年新年を迎え、オークションサイトやフリマサイトで必死に検索。これだと思うエンジニアブーツを見つけて、大人のお年玉(仮)で購入しました。しかしネットというのは実物を見ていないわけですから、落とし穴があります。靴、ましてや紐無しの履きにくいエンジニアブーツに至っては、サイズが非常に難しいです。ということで今回は、「ネットでブーツを買うのは難しい」と題しまして、LONE WOLFとZERROWSのエンジニアブーツを購入・・・という話をしていこうと思います。

1. バイク乗りが好むエンジニアブーツとは?

エンジニアブーツ(Engineer Boots)とは、エンジニア(技術者)に用いられていたワークブーツや安全靴のことです。エンジニアブーツにはシューレス(靴紐)がないので、履く時にベルトで調整できるようになっています。そしてバイカーに最も愛されるシューズの1つが、エンジニアブーツです。それは一体なぜなのでしょうか?

❶シューレスがない:シューレスがあると、バイクのギアチェンジの際引っかかってしまうことがあります。その点、エンジニアはベルトしかないので、引っかかることもなくスムーズにギアチェンジができます。

❷デザイン:エンジニアはシューレスがない為、デザインが驚くほとシンプルです。そしてそのシンプルさ&無骨さが、どんなバイクにもマッチします。

❸堅牢さ:モノがしっかりしていて壊れないことを「堅牢」と表現しますが、まさにエンジニアブーツにピッタリな言葉です。

❹安全性:エンジニアブーツのルーツは安全靴と言われており、またシャフトも長いので、万が一バイクで転倒しても足を守ってくれます。

❺長持ちする:バイクに乗ったり長時間歩いたりしていると、どうしても靴(特に足底)が痛んできます。その点、しっかり作られたエンジニアブーツであれば、靴底やヒールの交換・革の再染色や補修などをしてリペアすることができます。長年直しながら履き続けることができるので、グッドイヤーウエルト・マッケイ・ダイレクトウエルトなどの製法を採用したブーツの購入を、強くオススメします。

以上のことから、エンジニアブーツはバイク乗りに愛されています。下記写真は、昨年購入したBiltbuckの269というエンジニアブーツですが、シャフトが細く先芯のないナロートゥが最高にクールな一足です。

ビルトバック269を購入した過去投稿は↓

それでは次章から、大人のお年玉(仮)で購入した2つのエンジニアブーツを見ていきたいと思います。

2. LONE WOLFのエンジニアブーツを購入

・LONE WOLFとは

東洋エンタープライズが展開するワークウエアブランド “シュガーケーン” のブーツライン「LONE WOLF(ロン・ウルフ)」。アメリカ製の素材を使用し、縫製は日本の靴職人の手によって作られ、珠玉のアメリカン・エンジニアブーツを再現しています。しかし残念なことに、職人の高齢化及び原材料の高騰を受けて、現在は生産を終了しています。つまり、ショップに残っている在庫以外は、中古品しか選択の余地がありません。それでもロンウルフのエンジニアを一度履いてみたかったので、状態が良くてサイズの合う中古品を探し続けて、やっとLW00300のブラックを発見、そして購入することができました。

・購入したブーツのスペック

◼️モデル名: LW00300(廃盤)

◼️定価: 76,700円

◼️サイズ: 27センチ

◼️ワイズ: E

◼️先芯: なし

◼️アッパーカラー: ブラック

◼️コパ・ソールカラー: 赤茶色

◼️鞣し: コンビ鞣し

◼️レザー: ホーウィン社のクロムエクセル(牛革・茶芯)

◼️製法:グッドイヤーウェルト製法

・商品説明

オールドスタイルのエンジニアブーツに習って5mm厚の本革底に5mm厚の革を4枚という贅沢な作り。ソールは5mm厚の中板革に40年代に多く見られたキャツ・ポウ社製のハーフタイプを完全復刻し手打ちによる釘とステッチで補強しています。ヒールはグッドイヤー社製で手打ちによる釘の本数は13本にも及びます。ソールとヒールのメーカーが異なる点は、40年代によく見られたディティールでもあります。バックルはブラス製プレス方式の特注品を使用。大量生産に適したキャスト方式の物とは違うオールドスタイルの雰囲気を醸し出しています。ホーウィン社製のレザーをアッパーに使用。吸排湿性に優れ、タフで安定感があるというグッドイヤーウェルト製法を用いています。オールドアメリカンの重厚な作りでありながら、若干細身のフォルムで、洗練されたエンジニアブーツに仕上がっています。(メーカーHPより抜粋)

・ファーストインプレッション

中古品にしては比較的綺麗な状態でした。足先や踵に若干のスレはあるものの、ヒールはほとんど減っていません。そして足の甲や踵にはうっすらと茶芯が出ていました。もっとアメリカンなエンジニアブーツを想像していたのですが、割とナロー気味のトゥでスッキリとした印象です。但し、ビルトバック269と比べると足先は少しぽってりしていますが・・・、自分好みな一足でしたね。

・実際に足を入れてみる

中古ブーツを買う時に、一番ドキドキするのが足入れです。特にエンジニアはレースアップと違い、紐で締めることができないのでサイズ命です。サイズが大きいと感じたら、インナーソールを入れて調整することができます。サイズが小さい場合は、履くことが困難かもしれません(革の種類や革質によっては、幅は若干伸びます)。ちゃんと入るかなぁと緊張しながら、足を入れてみました。自分の場合、甲高なので結構履けないブーツがあります。このローンウルフに関しては、ファースト足入れの時のみ、甲の部分がキツく感じました。足が一旦入ってしまえば、こっちのものです。但しこの時は冬用の分厚い靴下を履いていた為、ジャストな感じ。後から普通の靴下を履くとちょっと緩めでしたね。ワイズがEなので、幅が広いのも関係していると思われます。2回目以降の足入れはスムーズで、脱ぐのも比較的楽でした。まあ中古品なので、新品より革が柔らかくなっています。

・エンジニアウォーク

続きまして、このエンジニアブーツを履いて歩いてみます。うん、ソールに拘ったロンウルフLW00300だけあって、非常に歩きやすいです。アメリカのワークブーツと違い、靴擦れしそうな感じがしません。日本人の足には、やっぱりMade in Japanブーツ。そして革や製法に拘った靴は、本当に履きやすいですね。良質な革の美しいエンジニアブーツを履いているだけで、テンションが上がります。まさにオシャレは足元からとは、よく言ったものです。これからガンガン履いてエイジングさせていきたいですね。

とこんな感じでLONE WOLFのエンジニアを紹介しましたが、このブーツは当たりでした。つまり私の足サイズとこのブーツがマッチングしていたということです。

3. ZERROWSのエンジニアブーツ

・ZERROWSとは

カスタムオーダーのブーツをメインに、東京・浅草で展開するZERROWS(ゼローズ)。2011年の創業以来、自社工場で作られる堅牢でありながらドレッシーなブーツやシューズは、ファッショニスタからバイカーまで広く愛されています。私は、ゼローズの重厚感のある革を使ったエレガントなエンジニアブーツが大好きで、ずっと憧れでした。

・納期は14ヶ月待ち?

ゼローズのエンジニアブーツにはいくつか種類があります。一番人気はゼローズ創業当時からラインナップされている「TYPE ONE」。革はホーウィン社のラティーゴやホースバッドから選べるなど、様々なカスタムオーダーができます。もちろん細かいサイズオーダーも可能。自分だけの仕様でエンジニアを作れるのは、すごく嬉しいですね。また紐なしタイプのブーツで選ぶと、ぺコスや鉄芯入りのGUARD DOGS(9インチ)というラインもあります。

これを見たらゼローズが欲しくなります(笑)

私はぜローズを買うなら「TYPE ONE」と決めていたので、ゼローズの公式サイトでチェックすることに。下記のようにオーダー箇所を選択していくと、デリバリーという項目がありました。納期はなんと14〜15ヶ月待ち(汗)今から注文すると、納期は2025年3月〜4月になります。うーん、これはちょっと長すぎるし待てないなぁと思って、中古でも探し始めました。しかしゼローズ自体の出品が少なく、自分のサイズに合うエンジニアブーツの出品は見つけられませんでした。鉄芯入りのGUARDO DOGSのブラック27.5cmが、福岡のHanger Market(アメカジショップ)に在庫があったのですが、やっぱりTYPE ONEが欲しいと思って、購入は見送りました。

・ついに見つけたTYPE ONE!!

昨今、私が狙っている革ジャンやエンジニアブーツは、とにかく納期が1年以上待ちばかり。それだけ人気なのか、革が入ってこないのか、はたまた職人さん不足なのかはわかりません。手に入らないもの・売ってないものほど、早く欲しいと思ってしまう性なので、オークションやフリマサイトでつい探してしまいます。欲しいものがあれば、Yahooオークション・Yahooフリマ・メルカリをいつもチェックします。しかし何故か楽天フリマは使っていませんでした。ふとネットを見ていると、ゼローズTYPE ONEの新品未使用品26.5cm(黒)が、楽天フリマに出品されているではありませんか。早速楽天フリマのアプリをDLして、出品者にコメントしました。TYPE ONEは基本カスタムオーダーなので、まずはカスタム内容を確認。そして自分がエンジニアブーツを買うときは大体27センチが多いのですが、このTYPE ONEは26.5センチ、はたして履けるのか?そして甲が高い私の足にフィットするのか?出品者さんにサイズ感やワイズ(幅)を確認して、おそらくいけるだろうという感じで、見切り発車で購入を決めました。

・購入したブーツのスペック

◼️モデル名:TYPE ONE

◼️定価: 102,000円〜 

◼️サイズ: 26.5センチ

◼️ワイズ: 不明(多分Dワイズ)

◼️アッパーカラー: ブラック

◼️コバ・ウェルトカラー: ダークブラウン

◼️鞣し: ベジタブルタンニン鞣し(茶芯)

◼️先芯: あり

◼️レザー: ホーウィン社ラティーゴ
◼️バックル:ブラス製
◼️ステッチカラー:白

これを見たらTYPE ONEがさらに欲しくなります(笑)


・商品説明(ZERROWSの公式ページより抜粋)

ブランドスタート時からリリースされている “Engineer Boots Type One″

当時から変わらない足を守る為の堅牢なつくり込みは勿論、マイナーチェンジ後のダイレクトウェルトを採用した仕様ではグッドイヤーウェルト特有の硬さを打ち消し、屈曲性の高いしなやかな履き心地を実現。

問題点を徹底的に洗い出した設計は、言葉では説明し尽せない程に。ZERROWSの今ある全てのデータが詰め込まれたエンジニアブーツです。

・そして念願のTYPE ONEが到着

購入から3日経った頃だったでしょうか。宅配便で憧れのゼローズが到着しました。早速箱を開けると、新品ゼローズのTYPE ONEが姿を表しました。デザイン、革の質感、そして何より佇まいが最高にクールなエンジニアブーツ。しかし一つ残念なことがありました。明らかに見た目でサイズが小さかったのです。所持しているBiltbuck269(27センチ)と比べても長さも幅も明らかに小さく、履ける気がしません。履いたら伸びるだろうと思って少し足を入れてみましたが、いや、やっぱり無理でした(涙)。と同時に脳内を駆け巡ったのは、やってしまったという感情でした。

左ZERROWS、右Biltback。サイズ差0.5cmとは思えません。

こんな感じで憧れのゼローズ、TYPE ONEの購入インプレは終了です。悔しいですが足が入らないので、何も語ることができません。ブーツは最高にかっこいいのですが、私の足に合わなかったということで、このブーツの購入はハズレでした。ブーツは売りに出して、ちゃんとサイズが合う次のオーナーさんに履いてもらいたいと思っています。太田胃酸じゃないですが、本当にいい靴です!!(笑)これを見て欲しい方がいらっしゃれば、メッセージ下さい。

4. ネットでブーツを買うのはやはり難しかった

ネットでエンジニアブーツを購入して、お正月から一勝一敗だったポスト如何だったでしょうか?やはり靴を試着せずに購入するのは難しいです。できることならどこかで試着をして、自分の足とのブーツのマッチングを終えてから、中古で購入することを強くオススメします。しかしゼローズのエンジニアブーツは最高にクールだったので、リベンジしたいと考えています。正規で購入して14ヶ月待つのか、はたまたネットで出品されているものを狙うのか、また悩ましいことになりそうです。ロンウルフでは勝利したので、これからたくさん履いて経年変化を楽しみたいと思います。

左LONE WOLF、右ZERROWSですが写真以上に右は小さいです

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