モトジムカーナとは?オススメの250ccバイク3選

皆さん、1月の寒い中バイク乗っていますでしょうか。管理人は、元旦の早朝にドゥカティ848に跨り初日の出を見にいきました(曇っていた為、残念ながら初日の出拝めず 泣)1月3日にはスラクストンで近所をプチツーリング。1月の九州地方、電熱装備があると割と快適にバイクが乗れますね。

前回の投稿「2023年を迎えて」で今年1年の目標&願望を勝手に宣言させてもらいましたが、その中に「ジムカーナ」挑戦も入っています。正式にはモトジムカーナと言いますが、この競技について調べていきたいと思います。またジムカーナに挑戦するに当たり、自分の中で250ccバイクが欲しい熱が高まっています。管理人が考える、ジムカーナ用の250ccバイクについても候補をあげていきたいと思います。

攻めるVTR250(Webオートバイさんより引用)

「モトジムカーナ」とは

舗装路面に置いたパイロンで設定したコースをオートバイで走行し、スタートからゴールまでのタイムを競うモータースポーツです。日本発祥の競技で、今では世界中で行われています。狭いコースの中でスピードが速くならないこと、プロテクター必須なこともあって、モータースポーツの中では珍しく死亡事故が起こったことがありません。

普通・大型二輪教習の時に、スラロームや8の字走行を習ったのを覚えているでしょうか?閉鎖されたコースの中で、高速でスラローム・8の字・回転をして、バイクを自由自在に操る楽しさがある競技です。そしてモトジムカーナで培った運転技術は、確実に公道での安全運転につながるので、近年競技人口が増えているモータースポーツです。

百聞は一見にしかず、まずは下の動画をご覧ください。

モトジムカーナは練習会もあれば、上記のような日本一を決める大会もあります。1対1で速くゴールに辿り着いた方が勝ちというシンプルでわかりやすい競技です。元AKB48の平嶋夏海さんも、お父さんと共にジムカーナ大会に出場しているようですね。Motor Station TVさんのYoutubeがわかりやすかったので動画を貼っておきました。

管理人がジムカーナに挑戦してみたい理由は、やはりライディングテクニックの向上です。バイクの特性を知り、体重移動・アクセルの開け方・ブレーキの使い方がより上手くなった方が、公道でもサーキットでも安全に走れると考えています。

しかし、管理人が所有しているのは、鉄スクーターを除くとせパハン仕様の大型バイク2台。ジムカーナできないことも無いですが、キレ角のないセパハン、カウルは転ぶことが前提の競技では、邪魔になってしまいます。そして私はバイク初心者ということもあるので、小排気量のアップハンドル車両の方がやりやすいと思っています。

モトジムカーナにオススメのバイク

モトジムカーナは、フルカウルSS、ネイキッド、オフロード、スクーターなど、どんなバイクでも出場できるのが特徴の一つです。しかしながら、より速くよりスムーズに走ろうと思うと、バイクによって向き不向きがあります。

エンジン:ジムカーナは低速域で、アクセルとブレーキを駆使する競技なので、高回転域を回して楽しむ4気筒よりは、低速トルクがある2気筒エンジンの方が向いていると思います

ハンドルポジション:曲がってばかりのジムカーナは、ハンドルのキレ角が大きいアップライトなハンドルが不可欠ですね。せパハンのSSバイクを乗っていても、ジムカーナ用にアップハンに変える方が大半です。

重量&排気量:重量は軽い方が一般的には良いとされています。排気量に関しては賛否ありますが、私は公道でも乗るなら車検のない250cc以下がベストチョイスだと考えています。

それらを踏まえて、最初に選ぶジムカーナのオススメバイク3選はこちらになります。

①Honda VTR250

1998年〜2017年まで生産されていた水冷DOHC4バルブV型2気筒のホンダVTR250。重量160Kg最高出力30馬力のレーシーでもないVTR250ですが、現在最もモトジムカーナで使われている車両になります。ちょうど良い車格と重量、こなれた価格に加え、モトジムカーナ用のパーツがたくさん出ていることも要因になっています。おそらくジムカーナの大会出場車両の2〜3割はVTR250だと言われています。また販売期間が20年くらいあった為、キャブ車かインジェクション車を選択することができます。

そしてイタリアンネイキッドの名車・ドゥカティのモンスターとVTRはデザイナーが一緒です。どことなく雰囲気がモンスターに似ていると思っていましたが、巷ではVTR250は、通称モンスター250と呼ばれているくらいです(笑)

赤を選ぶと、まさに小さいモンスターです(HONDA HPより引用)

②Honda NSR250R

ロスマンズカラーで一世風靡した、2ストロークのレーサーレプリカNSR250R。2ストならではの軽量(156kg)・高出力(40馬力)を誇るこのマシンは、ジムカーナ界でも大変人気があります。そして上位クラスの大会優勝者は、NSR250Rに乗っていることが多いようです。しかしながら、製造期間が1986〜1999年の為、現存している車体が少なく、人気車種でもあるので価格が高騰しているのが現状です。

サーキットで疾走するNSR250

カウルを外しアップハンドルにした、ジムカーナ仕様のNSR↓ 生産終了から20年経っており、車体もさることながら部品を購入するのも大変なようですね。

カウル無しのNSRはだいぶ印象が変わりますね (Webオートバイさんより引用)

③YAMAHA MT-25

ヤマハの250cc水冷直列2気筒のネイキッドバイクMT-25。乾燥重量167kg・最高出力35馬力の非常に扱いやすいスペックになっています。ハンドルポジションもアップライトで、旋回性も良くジムカーナにも向いています。低速トルクの強さは、兄弟車であるMT-03に軍配が上がりますが、排気量320ccあるので車検が必要です。私的には、車検のないMT-25をジムカーナ仕様にカスタムして乗るのが良いと思います。そしてこのMT−25は、現行モデルがあるので新車での購入可能です。

ジャンルは、ストリートファイターですね(YAMAHA HPから引用)

*番外編 SUZUKI DRZ-400SM

250ccではないのですが、SUZUKIの単気筒モタード、DRZ-400SMもジムカーナ界隈では非常に人気があるバイクです。乾燥重量145kgの軽量でありながら最高出力40馬力もあるので、軽くて扱いやすくまさにジムカーナ向きのオフ車と言えます。このDRZ-400SMで大会優勝しているライダーさんも数多くいるようです。400ccなので公道を走るには要車検ですが、モタードでジムカーナされる方も結構いるので興味深々ですね。

BIKE BROS さんから引用

最後に

今回はモトジムカーナについて色々調べて見ました。思っている以上に奥が深く、より挑戦したくなりました。また週末近くのバイク店を訪れて、VTR250を何台か見てきましたが、やはり大型と比べて軽くて操作しやすそうな印象でした。ノーマルのバイクをアップハンドルにして、エンジン・マフラーガードを装着し、ハイグリップタイヤを履けばジムカーナ仕様になります。春先にモトジムカーナはシーズインするので、まずは練習会視察に行こうと思っています。それと同時並行で250ccのバイクを手にいれるかもしれません。あとは置き場所どうするかです(笑)これからも気長に色々バイクライフを楽しんでいきたいと考えています。

2件のコメント

  1. Thanks for sharing!

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