バイクにカッコよく乗るために身体を整える

9月に入り、日中はまだまだ暑いですが、朝晩は少し涼しくなってきましたね。暑さというストレスなく、バイクに乗れる日がすぐそこまで来ているように感じます。正直言いますと、猛暑日ばかりだった7、8月はほとんどバイクに乗れませんでした。パリオリンピック開催に伴い夜中TV観戦していたのもあり、朝早く起きてバイクに乗る気力が湧きませんでした。それではこの夏、何をしていたのか?というと、実は「肉体改造」をしていました。思えば昨年末、椎間板ヘルニアを発症。それに加えて今年3月にはサーキットで転倒して肋骨を骨折。腰も肋も痛いので運動がほとんどできず、肉体はどんどんメタボ体系になっていきました(汗)。6月に入り、ようやく怪我も癒え、腰が少し動かせるように。そして楽しかった食い倒れ「北海道ツーリング」から帰ってきた6月末より、本格的に身体を絞ることにしました。ということで今回は、「バイクにカッコよく乗るために身体を整える」というテーマで、色々お話していきたいと思います。

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筆者はコロナ以前、マラソンやトライアスロンをして身体を動かしていたので、それなりに引き締まった体系でした。それでもコロナ禍が始まって、マラソンやトライアスロンの大会が軒並み中止に。目標を失った私を救ってくれたのが、バイクの存在でした。バイクで走るのは確かに楽しいのですが、運動にはならないので体重は増えていきます。バイクの振動で痩せるという ”ロデオボーイ” 的な考えは、都市伝説です(笑)。そしてバイクに乗り始めて1年くらい経った頃が、過去一重い体重だったと記憶しています。そこから熊本に移住しコロナも落ち着いてきた頃から、マラソン大会出場を目指し再び運動するように。2023年の熊本城マラソンは、3時間30分台のタイムでなんとか完走しました。翌年もマラソン大会に2つエントリーしていたのですが、2023年11月に椎間板ヘルニアが発覚し、一時期は歩くのもキツイ状態でした。そこからしばらくは、全く運動ができない日々が続きます。12月に宮崎の青島大洋マラソンは、コルセットを巻き。痛み止めを飲んで出走しましたが、やはり腰が痛くなり30キロ過ぎでリタイヤ。その後、腰のリハビリを頑張るも劇的な改善にはならず、2024年2月の熊本城マラソンはDNS(Do Not Startの意)しました。

腰が痛くてもツナギを着て固定すればバイクでは走れるだろうと、3月にHSR走行会を走りましたが、2本目のシケインで転倒。結果、肋骨を3本骨折&右親指の靭帯損傷。バイクのダメージが大したことなかったのは救いでした。

それから2ヶ月くらいは、運動もできずイタズラに体重が増えていきます。まさにメタボ体系まっしぐらでした(涙)。通っている整形外科の先生からは、しばらくは運動は控えるようにと言われていたので仕方がありませんでしたが・・・。動けないのはやはり辛かったですね。

怪我から2ヶ月が経過した頃、肋骨の痛みも癒えてきたので、整形外科でのリハビリを再開しました。その後、プールを歩く・軽く泳ぐといった負荷のかからないトレーニングからスタート。軽い運動ができるようになってからは、バイクにも普通に乗れようになりました。6月末に訪れた北海道では、ほとんど腰のストレスなくツーリングを楽しむことができました。

しかし、軽い運動やバイクに乗っているだけでは、体重は減りません。北海道に行って美味しいものを沢山食べたこともあり、むしろ体重は増えていました。そろそろ身体を絞らないとヤバいと思っていた折、昨年から通っているスポーツジムの「ダイエットキャンペーン」の文字が目に飛び込んできました。6月1日〜8月31日の3ヶ月間で、❶体脂肪を減らす❷筋肉量を増やすのをテーマに男女上位者3人はジムオリジナル商品が送られるとのこと。目標があった方がやる気になる単細胞な筆者は、6月末でしたがエントリーしてみることにしました。キャンペーンの詳しい内容は以下の通り。

初回測定時の体脂肪と筋肉量を測定し、8月の最終測定時に❶と❷のpoint合計を競います。私は、こういう具体的な数値目標があると、俄然士気が上がる単純な人間です。そして目標体重は、60キロ台に設定しました。

身体作りは食べ物からということで、まずは食事を見直してみます。以前、糖質オフ生活をして2ヶ月で10キ減量したことがあるのですが、それに準じて食事制限してみることにしました。

私の中での食事制限ルールは以下の通りです。

・炭水化物・糖質OFF:お米・小麦などの炭水化物、砂糖を含むお菓子などは食べない

・タンパク質:プロテインや豆腐などの大豆類で摂取。

・野菜:レタス・キャベツ・小松菜などの葉物を中心に食べる。トマト・茄子は○だが、根菜類は✖️。

・肉・魚:基本的に制限は無し。但し脂身の多い肉は少なめに。

・果物:少々ならOK。

・乳製品:牛乳・ヨーグルト・チーズなど基本的にはOK。

・アルコール:ビール・日本酒・甘いお酒は控えて、ウイスキー・焼酎などの蒸留酒にする。

・特別ルール:唐揚げ・餃子は、衣と皮に小麦を含んでいるが、食べ過ぎなければOK。

私の食事制限はこんな感じですが、もしやられる方がいればフレキシブルに設定して良いかと思います。糖質制限については、別の回で詳しく書きたいと思います。尚、朝&昼食は、市販の粉を溶かして飲むスムージーがメイン。夜に野菜でお肉や魚を食べていました。

・筋トレ

自宅では、朝昼晩でダンベル・腕立て・スクワットを適度に行います。また腰に負担がかからない腹筋運動も取り入れました。平均週4回いくスポーツジムでは、約30分のマシントレーニングをします。上半身が8割、下半身が2割で、ここでも腰を痛めないように心がけました。トレーナーさんからは、高負荷をかけてトレーニングすることで、筋力アップにつながると聞いたので、10〜20回でしんどい重さでやっていました。筋トレはキツイですが、筋肉は裏切らないので、身体が変わっていく様をみるのがだんだん楽しくなってくると思います。

続いては有酸素運動についてお話しします。本当は外でランニングしたいのですが、ご存知の通り7月・8月の九州は毎日が猛暑日続きでした。とても屋外で走れる気温ではなかったので、スポーツジムでのトレッドミルが中心です。有酸素運動で脂肪の燃焼が始まるのが20分を過ぎてからと言われています。なので少なくとも30分、体力&時間がある時は40分、走ることにしていました。スピードを徐々に上げていく、ネガティブスピリットで脂肪を燃焼させていきます。このランニングを続けることで、身体がどんどん絞れていくのがわかりました。やはりダイエットに有酸素運動は欠かせません。

トレーニングジムで筋トレ&有酸素運動した後の楽しみは、大浴場に入ってリフレッシュすること、そしてサ活です。サウナがあるのでジムに入会したといっても過言でないくらい、筆者はサウナ好きです。特に暑いサウナに10分入ってからの、冷たい水風呂に浸かるのは至福のひと時です。また筋肉を温める・冷やすことには次のような効果があります。

筋肉を温める:血行が良くなり、筋肉に酸素や栄養が行きやすくなる。痛みの素ととなる物質が流れやすくなり、早期回復につながる。

筋肉を冷やす:冷やすことにより、筋肉組織の内出血や痛みを抑える。筋肉の温度を下げることにより、エネルギー消費を抑え、疲労回復を早める。

運動後の気分と筋肉のリフレッシュは欠かせません。お風呂&サウナに加えて、筋膜リリースなどのセルフマッサージを取り入れることにより、疲労抜き・怪我防止効果があります。

6月末から始めたダイエット企画、初めは中々脂肪が減らず、そして筋肉量が増えず苦労しました。しかし筋トレをすることによってアウターマッスルだけでなく、インナーマッスルもつき始めた頃から、次第に脂肪量が減るようになってきました。その後筋肉量も少しずつですが、増えてくるようになってきます。しかし有酸素運動を多めにすると筋肉量は減るし、筋トレに重きをおくと体重や脂肪量や増えます。やっていくうちに気づいたのが、脂肪量を減少させ筋肉を増やすのは非常に難しいことでした。それでも食事制限をしているので、体重は落ちていきます。2ヶ月たったころ頃には、明らかに身体が変わっていくのが実感できました。

そして8月末日、最後の測定をしました。結果は以下の通りです。

ポイントで言うと、6,800+1,300=8,100 point。ダイエット企画に応募していた人の中では、男性で第2位でした!!もう少し絞れたのではと思っていましたが、2位は嬉しかったです。しかし、体重が60kg台にいかなかったので、9月以降もトレーニングを辞めずに続けていきたいと思っています。

バイクは自転車と違い、エンジンが付いているので、体脂肪や筋肉量に関係なく前へ進んでくれます。しかしながら、サーキットでタイムを縮めたり、バイクファッションをカッコよく着こなすには、やはり身体を絞った方が良いのは間違いありません。大好きな革ジャンやデニムをスタイリッシュに着るには、均整がとれた体の方が良いに決まっています。おかげで少しキツかったファウンテンヘッドレザーの革ジャンが、楽に着れるようになりました。最近お腹が気になる・身体が重いと感じているライダーさんは、少しずつで良いので肉体改造してみてはどうでしょうか?今回は、バイクやアパレルというよりは、身体の話をさせて頂きました。この投稿が、身体を絞りたい人の何らかの参考になれば幸いです。ここまでご購読ありがとうございました。

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