ライダーの皆様、乗っているメーカーや車種の集まりやミーティングには行ったことあるでしょうか?新型コロナウイルスがついに収束したこと&春になって暖かくなってきたこともあり、最近毎週のように全国でミーティングが行われているようです。イタリアンバイクメーカーであるドゥカティ (Ducati) は、車種が豊富で海外勢の中では乗っている人が多いこともあり、各地域でミーティングやツーリングが企画されています。生活拠点である熊本のドゥカティの集まりには参加することもあるのですが、九州以外のドゥカティの集まりには行ったことがありませんでした。4月に九州北部からほど近い山口県でドゥカティMTGがあるということで、参加させてもらうことに。今回は、熊本〜山口のんびりツーリング&ドゥカティ山口MTGについて綴っていこうと思います。
1. 前のり下道ツーリング(熊本→下関)
・熊本市内〜阿蘇・瀬の本高原へ
土曜日の朝から、ドゥカティ848に跨り熊本市を出発。今回はトランポなしのバイクオンリーの自走です(笑)最初の目的地は、瀬の本高原。阿蘇・ミルクロードをバイクで登っていくと、先週と打って変わって気温がかなり低いです。阿蘇・兜岩展望所の気温は朝9時現在で5℃。完全に服装を間違えてしまいました(汗)これから300キロ近くツーリングするのに先が思いやられます。寒さに震えながら瀬の本高原(10時で4℃)に到着し、今回ご一緒するストリートファイターV4S乗りのTさんと合流しました。
・湯布院でランチ
瀬の本高原からやまなみハイウェイを走ること1時間、湯布院に到着。ネットでも評価が高かった山椒カレーうどん屋さんに行きました。11時過ぎに到着したにも関わらず我々の前に6組の先客がいました。さぞかし美味しいだろうと期待しながら待つこと1時間、ようやくカレーうどんを食べることができました。味はまあま普通でしたが、カレーうどんが1,400円??観光地とは言え高すぎません?
・青の洞門
湯布院を後にし、気持ちの良いワインディングロードを流しながら大分・耶馬溪に到着。蕎麦コーヒーを頂き、少し休憩。そこから走ること10分、有名な青の洞門で記念写真を撮って(滞在時間3分)、次へ進んで行きます。まだ下関までの道のりは結構あるので先を急ぎます。
・門司港レトロ
大分県中津市から国道を走り、福岡県行橋市に入りました。国道が渋滞気味で時間を要しましたが、無事北九州市にに辿り着きました。ここから北九州の門司を目指します。名門大洋フェリーで関西から来る友人を迎えにいく際、朝方よく行くのが門司港レトロ。夕方来るのは初めてでしたが、青空とバイクの写真を撮って、寒いのにソフトクリームを食べました(笑)
・下関へ
門司港から走ること数分で、関門海峡が見えてきます。下道では関門海峡トンネルを潜って山口に上陸します。ETCは使えないので、バイカーさんは小銭110円をポケットに用意しておいて下さい。下関に到着して、少し早め・軽めのディナー。(下関なのに長崎名物アジフライ定食を食べました)スーパーでお酒とおつまみを購入して、ホテルにチェックイン。寄り道したのもありますが、熊本から下関まで約300キロ/ 9時間 のツーリングでした。Tさんとホテル1Fファミレスで乾杯して、本日は早めに就寝。
2. 唐戸市場で朝ごはん
翌朝は少し早めに起床して、ホテルを出発しました。次の目的地は関門海峡大橋の近くにある「唐戸市場」。ここで贅沢な朝ごはんを食べようということで8時前にドゥカティ2台で市場へ入場。場内の仲買さんでお寿司を選んで購入し、屋外でマグロ尽くし&穴子の贅沢な朝ごはんを頂きます。眼前に広がる快晴の東シナ海&関門海峡大橋を見ながら食す、新鮮なお寿司は最高の贅沢でした。
3. ドゥカティ山口MTG〜道の駅きくがわ
朝からお腹も満たされたということで、ドゥカティMTGの待ち合わせ場所である「道の駅きくがわ」へ向かいます。30分走って道の駅に到着すると、レッドリボン軍ならぬ真紅のバイク集団がお出迎えしてくれました。地元の山口ナンバーが一番多かったですが、九州勢(北九州・福岡・筑豊・久留米・熊本)だけでなく京都・名古屋から駆けつけたドゥカティスタがいましたね。総勢20台のドゥカティが集結し、皆さんバイク談義に花を咲かせておりました。
集まっている車両はモンスターが一番多く、ムルティストラーダ・ストリートファイター・ハイパーモタード・900SS・スポルト1000S、レア勢は916と906が来ていました。20台いる中でスーパースポーツ系は、パニガーレ1199Sと私の848の2台のみで、いずれも熊本ナンバーでした(笑)
4. イタリアン・バイクでイタリアン・ランチ
各方面からのドゥカティが揃ったところで記念撮影、しばらくして道の駅きくがわを出発します。20台のマスツーでしたが、先導のKさんが空いている道をチョイスしてくれたので、30分ほど気持ちよく走ることができました。山側から海沿いの道に出てしばらく走ると、今回のランチ会場である「Cafe Dalmare」さんに到着。今回のMTGの為に貸切にしてくれたようで、駐車場はドゥカティ一色で埋め尽くされました。
さらにお店の方々がドローン複数台飛ばして撮影してくれて、オシャレなお店&ドゥカティ&海が映えまくりでした。レストランでは海とバイクを見ながら美味しいピザとパスタを頂き、MTG参加者さん達はバイクを見ながら笑顔が絶えませんでした。また山口に来た際は、是非立ち寄りたいお店「Cafe Delmale」さんでした。
5. 角島大橋へ
イタリアンでお腹いっぱいになったところで、次の目的地「角島大橋」に向けて出発します。管理人は、過去に4回くらい訪れているのですが、何度行っても景色が綺麗な映えスポットです。そういえばドゥカティ848と行くのは初でした。日曜日だったのもあり、撮影ベストスポットはまあまあ人がいましたが、ドゥカティと角島大橋のナイスな写真を撮ることができました。
さらに地元のライダーさん(自身のドゥカティは故障中だったとのこと)が、数台のカメラで素晴らしい写真を撮影してくれました。中々自分が角島を走っている写真を撮ることはないので、これは嬉しいお土産になりました。カメラマンさん、本当に有難うございました。
6. 高速で熊本へ
14:40に角島大橋の後にした一行は、次の目的地である絶景スポット「千畳敷」に向かいました。しかしながら角島〜熊本間は250キロ以上、高速を飛ばしても3時間半はかかります。千畳敷に寄っていると熊本に戻るのが夜遅くなってしまうので、熊本・久留米組(5台)はここで一行から離脱して、南下しました。下関市内から高速に乗って一路、まずは福岡を目指します。幸いにも高速道路は流れていたので、流れ解散をしながら熊本に帰還しました。行きは下道で9時間かかったのですが、帰りは3時間でした(笑)この日は350キロくらい走ったことになります。
最後に
九州以外で初めて参加させてもらったドゥカティ山口MTGでしたが、皆さんによくしてもらい非常に楽しかったです。やはり同じメーカー同士集まると話が弾みますね。(相変わらず848には会えませんでしたが・・・)前日は気温が低かったのですが、MTG当日は天候にも恵まれ最高のツーリング日和でした。今回は時間の関係上、ランチと角島しか行けませんでしたが、山口には千畳敷、元々隅神社、秋吉台カルストなどまだまだ行きたいスポットがたくさんあるので、またツーリングに来ようと思います。そして4月末には、毎年恒例のドゥカティGW阿蘇ツーリングもあるので、今度は迎える方としても楽しみです。
今回の総評: やっぱり海はいい!!(前回と一緒ですが・・・)
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