バイクで九州へ vol.3

前回のvol.2 から熊本を丸1日堪能し、熊本から北九州に高速で移動。小倉に1泊しました。そして翌朝、門司で友人と待ち合わせするところからスタートです。

門司港レトロ

かつては、日本三大港(横浜、神戸、門司)として国際貿易の拠点だった門司港。中国大陸が近いこともあり、石炭輸出などで栄えた門司だが、終戦とともに貿易は低迷し、次第に衰退していくことになりました。その後、門司港は行政と民間の協力のもと、1995年に「門司港レトロ」として生まれ変わり、コロナ前までは年間200万人以上訪れる観光地として復活しました。港湾内には、西洋風の建物やハーバーレストランなどが立ち並び、おしゃれなスポットになっていました。写真は早朝すぎて人がいませんが・・・汗。

スラクストン at 門司港レトロ

豊浦ブルーライン

友人と合流し、まずは関門海峡トンネルを目指しました。この関門海峡を越えると、本州の山口県です。安倍元総理のお膝元である下関市内を抜け、海外沿いの ”豊浦ブルーライン” を走ります。左手に真っ青な海岸線を見ながら走る、豊浦ブルーラインは最高でした。10時半と少し早いですが、ウニ丼で有名な松永軒さんで、お昼をいただきました。松永軒はお昼になったら行列ができる有名店のようですね。

ウニづくし丼すごく美味しかったです😋

ついにきた角島大橋

お腹も満たされたので、本日のメインイベントでもある「角島大橋」を目指します。30分ほど走ると、幾度となくSNSで見た橋がついに姿を現しました。友人にベスト撮影スポットに連れて行ってもらい、写真を撮りまくりました(笑)天気も良くて絶景で、橋を2往復してGopro動画も撮りました。いやあぁぁ、海ってこんなに青かったっけ?と思うくらい、関西でいつも見ている海とは全く違う海が見れて感動ものでした。

高台からの角島大橋とバイク

123の鳥居がある元乃隅神社

次は角島大橋から、山口県を北東に進み、長門市へ。赤・青・緑のコントラストが映えるパワースポット「元乃隅神社」に向かいました。まさに大自然の中にある伏見稲荷神社(京都)のようでした。海の高台に立つ123の赤い鳥居が圧巻です。また入り口にある、高さ6メートルの大鳥居の上にある賽銭箱に、見事賽銭を投げ入れることができたら願いが叶うと言われています。

123の赤い鳥居と緑と海の絶景コントラスト

秋吉台カルストへ

元乃隅神社を出発して、日本3大カルストの一つ、「秋吉台」を目指します。ここは管理人が、むしろ角島大橋より行ってみたかった場所で、バイクで走ったらやっぱり絶景ロードでした。カルスト台地とは石灰岩などが雨水や地下水によって浸食されてできた台地のことで、「秋吉台カルスト」では草原の緑の上に白い石灰石が無数に転がる360度の大パノラマを望むことができます。うーん、なかなか写真でうまくカルストを表現することができないのですが、熊本の阿蘇よりリアル・アルプスの少女ハイジでした。9月という時期も良くて、緑と白のコントラストが絶妙な素晴らしいカルスト地形でした。

秋吉台カルストのど真ん中で写真を撮る

帰りのフェリーに間に合わない??

山口を堪能しまくったおかげで、帰りのフェリーの時間が刻一刻と迫ってきてました💦 秋吉台から新門司港までは、約60キロ、1時間半くらいはかかります。フェリーの出航時間は17時なので、16時には着いとかないといけません。これ間に合うか?とヒヤヒヤしながら、バイクを走らせます。門司港に着いたのが16時20分で、港にもはや車やバイクは誰も待機していません💦 ヤバイと思いながらも、急いで受付をして30分前に乗船、ギリギリセーフ。

誰も待っていない中、急いで乗船!!

最後はバタバタしましたが、3日間九州+山口を走り倒して楽しかったですね。土日を絡めて休みが2日くらい取れたら、名門大洋フェリーは安くて快適ですし、4日間の関西〜九州バイク旅はかなりオススメです。この投稿が、関西・中部から九州ツーリングへ来られる方の、何か参考になれば良いかと思います。友人の「バイク乗りなら絶対阿蘇は走っとかなあかんよ」から始まった今回の九州バイク旅。「やっぱりバイク乗りは九州走らなあかん」と改めて思わせてくれる素晴らしい体験でした。

4件のコメント

  1. ピンバック:バイクで九州へ vol.2 – Imported motorcycle Lovers

  2. ピンバック:熊本の絶景ロード後編 – Imported motorcycle Lovers

  3. ピンバック:ドゥカティ山口MTGに参加してきました – Imported motorcycle Lovers

  4. ピンバック:1泊2日で大満足の阿蘇ツーリング〜GW編 1泊2日で大満足の阿蘇ツーリング〜GW編 - Imported motorcycle Lovers

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です