熊本の絶景ロード後編

前回アップデートした熊本の絶景ロード前編では、”ケニーロード” と ”阿蘇パノラマライン” を紹介しました。今回は、その先の全国的に有名な2つの絶景ロードを紹介したいと思います。

*大観峰

有名な2つの絶景ロードを紹介する前に、前回の続きである阿蘇駅から大観峰に向かいたいと思います。阿蘇駅から内牧を通り県道212号のクネクネ道を登っていくこと約25分で、大観峰に到着します。

大観峰は、阿蘇にきた観光客は必ず訪れるといってよい人気スポットです。九州のバイク乗りは、まず大観峰に来て缶コーヒー飲み、ソフトクリームを食べるのが定番のようです。

大観峰へ雲海見にいきましたが、残念ながら見えませんでした

運が良ければ雲海が見えます。管理人は何度も大観峰に訪れていますが、ここでの雲海チャレンジは不発に終わっています。「雲海出現NVAI」というHPで、雲海確率〇〇%が出ているので、確率が高い日に是非行ってみて下さい。

大観峰の石碑
大観峰頂上からの展望(8月)

大観峰の駐車場から5分歩くと、頂上に着きます。テッペンから見る360度大パノラマは、まさに絶景です。

そしてこの大観峰を起点に、東の大分方面行けば「やまなみハイウェイ」。西の熊本市内方面に行けば「ミルクロード」という2大絶景ロードがあります。まずは、大分方面に向かいたいと思います。

⑶ やまなみハイウェイ

大観峰を出て県道45号を南に下ること約10キロ、県道11号と交差するT字路があるので、瀬の本方面に向かいます。この11号線が「やまなみハイウエイ」と言われており、日本百名道にも選ばれています。阿蘇から湯布院の2大観光地を結ぶ約60キロの道のりを、これから走っていきたいと思います。やまなみハイウェイに入ってから、瀬の本までの道のりが約10キロですが、春から夏にかけては緑の広大な絨毯が延々と続き、叫びたくなるような大絶景ロードです。

やまなみハイウェイ阿蘇側(Bike JINさんより引用)

しばらく見通しのよい真っ直ぐな快走路を走っていると、左手に瀬の本レストハウス(旧・三愛レストハウス)が見えてきますので、寄ってみましょう。ここは九州のライダーが集まる聖地で、土日祝日はライダーで一杯になります。駐車場の奥にクシタニカフェがあるので、コーヒーブレイクしましょう。

平日のクシタニカフェ前は空いてます
MTをしている時の瀬の本レストハウス駐車場は、バイクで一杯です

瀬の本レストハウスを出発して、熊本県から大分県に。ここからしばらくは、九重連山を見ながらのタイトコーナーが続く峠道です。やまなみハイウェイ最高標高1333mの ”牧の戸峠” を過ぎると、ダウンヒルになっていきます。そしてやまなみハイウェイ一番の映えスポット ”長者原(ちょうじゃばる)”が見えてきますので、停車してバイクと一緒に写真を撮りましょう。

ドゥカティ4台 at 長者原(3月)

長者原〜飯田高原は、左右に九重連山を望みながら、まるでルート66を走ってるかのような真っ直ぐな道が続き、”バイク乗ってて本当に良かったぁ”と感動させてくれます。飯田高原以降は、下りが続くワインディングロードになりますが、30分くらい走ると水分峠〜道の駅ゆふいんに到着します。

緑が美しい由布岳を望む道です
道の駅ゆふいん到着(4月)

湯布院で終点になりますが、何度走っても走っても飽きがこない絶景ロードです。四季折々の表情を見ながら、大自然の中を疾走できる 「やまなみハイウェイ」 は、まさに”やみつきハイウェイ” です(笑)

⑷ ミルクロード

この道は、阿蘇五岳が織りなす世界最大級のカルデラを独り占めすることができる絶景ロードになります。そして阿蘇周辺の牧場でとれた新鮮なミルクを運ぶ道だったことから、「ミルクロード」と名付けられました。大観峰付近から県道12号を走る尾根沿いのルートは、緩やかなカーブが続く道で走りやすいです。10分ほど走ると阿蘇スカイライン展望所が見えてきます。

カルデラ独り占めの絶景ロード(Bike JINさん引用)

展望所の先にある十字路(西湯浦;レストラン北山)を左折すると、県道339号になります。この道は草原地帯を突き切って進む、快走路エリアになります。しばらく行くと兜岩展望所があるので、バイクを停めて展望台に行ってみましょう。天気が良い時には、阿蘇五岳や阿蘇外輪山の大パノラマが一望できます。天気が良くない時でも、早朝に行けば雲海が見えるかもしれません。

天気悪いですが、トライアンフ4台 at 西湯浦 (3月)
兜岩展望所から見た雲海(7月)

兜岩展望所を超えた辺りから、見通しの良い下り基調の道が続き、二見峠を越えると本格的なワインディングロードになってきます。大観峰から12号〜339号を約45キロ走ってくると、国道57号と交差するところが終点となります。この国道57号は東バイパスと呼ばれ、熊本市内へアクセスできる道になっています。

熊本絶景ロード後編は、全国のライダー達にも有名な2大ロード、「やまなみハイウェイ」と「ミルクロード」を紹介させて頂きました。どちらも走ればわかる、ライダーたるもの人生で一度は走らないといけない、素晴らしい絶景ロードです。本州や四国からMY BIKEと一緒に九州北部を訪れるには、

別府港に着く「さんふらわぁ(大阪)」・「宇和島運輸フェリー(愛媛・八幡浜)」

新門司港に着く「名門大洋フェリー(大阪)」・「阪九フェリー(神戸)」・「東京九州フェリー(横須賀)」

の船旅をオススメします。船&バイク旅、ソロでもマスでも楽しいですよ。そして体力・ガソリン・タイヤ・オイル・高速代の温存になります!!!

*管理人のバイク&フェリーで初の九州旅は→ バイクで九州へvol.1 vol.2vol.3

2件のコメント

  1. ピンバック:1泊2日で大満足の阿蘇ツーリング〜GW編 1泊2日で大満足の阿蘇ツーリング〜GW編 - Imported motorcycle Lovers

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