スラクストンRに乗ってみて

2021年8月、ハーレー・FLSTF🇺🇸からトライアンフ・スラクストンR🇬🇧に乗り換えた管理人。アメリカンとカフェレーサー、本当に同じ二輪車なのかと思うぐらい違う乗り物ですが、短期間にこの２台を所有して、乗ることができたことに感謝ですね。それでは、スラクストンRのスペックについて見ていきたいと思います。

全長 / 全幅 / 全高 (mm)：2105 / 745 / 1030
ホイールベース (mm) ：1415
シート高 (mm) ：810
車両重量 (kg) ：203
乗車定員（名）： 1
原動機種類 ：4ストローク
気筒数 ：2
シリンダ配列 ：並列（直列）
冷却方式 ：水冷
排気量 (cc)： 1200
カム・バルブ駆動方式 ：OHC（SOHC）
気筒あたりバルブ数 ：4
圧縮比（:1)： 11
最高出力（kW)：72
最高出力（PS)：97
最高出力回転数（rpm) ：6750
最大トルク（N・m）：112
最大トルク回転数（rpm）：4950
燃料供給方式 ：フューエルインジェクション
燃料タンク容量 (L) ：14
クラッチ形式 ：湿式・多板
変速機形式 ：リターン式・6段変速
動力伝達方式 ：チェーン
ブレーキ形式（前） 油圧式ダブルディスク
ブレーキ形式（後） 油圧式ディスク
懸架方式（前） ：テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ ：倒立フォーク
懸架方式（後） スイングアーム式
タイヤ（前） 120/70ZR17・ラジアル・チューブ
タイヤ（後） 160/60ZR17・ラジアル・チューブ
ホイールリム幅（前） 3.5
ホイールリム幅（後） 5.0
車両装備：アンチロックブレーキ（ABS） 有
車両装備：走行モード切り替え 有
車両装備：トラクションコントロール 有

カフェレーサーしてるトライアンフ

とにかく”カフェレーサー”してます（笑）これだけメーカー純正＋メーカーオプションで”カフェレーサー”なバイクも珍しいです。ロケットカウルにシングルシート、細長いタンク、セパレートハンドル、２本だしのメガホンマフラーなど純正で完成されたカフェレーサーに仕上がっています。なかなかカスタムするのが難しいと感じるくらいです。

足回り・エンジン

このスラクストンRは、ブレーキは前後ブレンボ、サスペンションはリアはオーリンズ、フロントはショーワを採用した贅沢なスポーツバージョン。街乗り・ワインディング・高速道路などどんなところでも気持ちよく走る・曲がる・止まるを実践してくれます。街乗りでの回転域4000rpm以下では実に滑らかで、鼓動感がウリの270度クランクであることを忘れるほど、低速でも扱いやすくなっています。しかし5000rpmに近くなると、エンジンは一気に2気筒エンジンらしいビート感を高め、気持ちよく伸びていきます。トライアンフの2気筒エンジンは高回転で回しながら乗るのが、楽しいですね。

ポジション・メーターまわり

シート高810mmとやや高めですが、セパハンとはいえハンドルはトップブリッジ近くまで引き上げられ、垂れ角も少なく手首の角度はキツくありません。ステップは、前のオーナーさんがBaby Faceのバックステップにカスタムしてますが、そこまでキツイ前傾姿勢でもなく、レーシーな見た目よりは乗りやすいです。メーターもシンプルなアナログ２つタイプで視認性もよく、タンクからトップブリッジまでの造形が美しくて惚れ惚れします。

究極のモーターサイクル？

スラクストンRオーナーになって、色んなところに走りに行った感想ですが、とにかく楽しいです（笑）街中を走ったら絵になります。ワインディングを走ったら、適度にバンクして曲がってくれます。高速道路を走っても、トルクフルで加速して走ってくれます。道の駅やライダーが集まる場所にいったら、有難いことにバイクを見て、声をかけてもらえることがあります。つまり、見た目よし・走りよし・所有欲よしの三拍子揃った究極のモーターサイクルと言えるのではないでしょうか。そしてこのスラクストンRに乗って、もっと色んなところに行きたい・旅をしたいと思えるようになりました。次は、スラクストンRで行くツーリングコラムを書いていきます。