何だこの渋滞しそうな題名は(笑)?と思われた方、申し訳ありません。2022年8月某日、900SSに変わり新しい相棒となったドゥカティ848 Evo コルセ SE。納車されて1ヶ月、マフラーカスタムをした後、848にさまざまなことが起こりました。今回は、ドゥカティのニューバイクにまつわる山あり谷あり話を、お伝えしたいと思います。
念願のテルミニョーニ・マフラーを導入
納車されて1ヶ月、想像を超える街乗りでの排熱の熱さ(革パンやヒートガードは必須)に驚いたものの、ワインディングやサーキット走行で見せる848の軽快な走りに大満足でした。しかしながらノーマルマフラー仕様だったので、やはり音の刺激が欲しくなりました。ヤフオクにてテルミニョーニ・スリップオンマフラーを5万円で落札し、取り付けることにしました。今回はECUはノーマルのままで、サイレンサーのみの交換。少しネジが取れにくくて手こずりましたが、無事に装着完了。
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ノーマルマフラーからテルミニョーニに交換して、見た目、重量、そして音質が変わり走るのが楽しみでした。翌日久留米のバイク屋さんに行く用事があったので、阿蘇ー八女ー久留米の道のりをマフラーテストも兼ねて走りにいきました。
マフラー音、特に低音域の音量がアップして、走りながらニンマリしていました(笑)スリップオンなので、出力に関してはノーマルとの違いはわかりませんでしたが、アクセルレスポンスが良くなった気がしました。そんなテンションが上がったのも束の間、トラブルが起こります。トンネルに入った時にスピードメーターの視認ができなくなりました(汗)メーターのライトが消え、ウインカーも出なくなりました(大汗)道路脇に停めて、エンジンを切って様子をみます。しばらく待ってイグニッションオンにすると、メーターのライトやウインカーは点灯します。ん?何でだろう?そしてまた走り出してしばらくはライトもウインカーも付きますが、30分くらい走っていると点灯しなくなる現象が起こります。その日は用事をキャンセルし、エンジンをON/OFFしながら、何とか帰宅しました。
ドゥカティ848故障
さて、何が原因なのでしょうか?もしかしたらマフラー変えたからでしょうか。メカに詳しい先輩に相談すると、バッテリーかレギュレーターの不良かもしれない、もしくはECUに原因があるかもしれないとのこと。下手に触るよりプロに頼もうと思いドゥカティプロショップに持ち込むと、やはりレギュレーター不良でした。ここはドゥカティの持病ですね。レギュレーター新品が入るまで1ヶ月待機。結果、レギュレーター交換+先のハーネスも焼けてて、さらにクラッチレリーズも漏れがあったので交換してもらって復活しました。
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ウエルカム走行会 in HSR
1ヶ月半くらい848には乗っていなかったのですが、今年最後のウェルカム走行会 in HSR九州に間に合ったので、ドゥカティ848で参加することに。ずっとスラクストンに乗ってたので、久々のSSでいきなりサーキット走行は、正直緊張しました。いつもお世話になっているMonster S4Rの先輩と共にピットイン(テントですが)今回はBコース(真ん中のクラス)でエントリーしました。←遅いのに(笑)
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今年最後のウェルカム走行会は、参加者も多くて大盛り上がり。ABCクラスのエントリー枠は1時間も経たずに埋まってしまったようです(汗)先日のピレリ走行会で、HSRを走ったのでコースは把握しています。
あとは故障明けのじゃじゃ馬848に自分がどれだけアジャストできるかです。そんな心配しながらの1本目(20分)はタイヤを温めて、848の感触を確かめながら走行しました。うーん、やっぱりサーキットはSSに限りますね。パワーアップした848はよく走ります!!と思ったのも束の間、自分の前を走るバイク2台が、第一コーナーでクラッシュ 私はフルブレーキングして何とか衝突を回避。危ない危ない、これがあるからサーキットは気が抜けません。
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気を取り直して2本目、848にもだいぶ慣れてきてHSRベストラップもでました。10月は暑くもなく、寒くもなくサーキット走行するには最高のコンディションです。ガンガン攻めてといかないまでも、少しずつですが気持ちよくサーキットを走れるようにはなってきました。ラストの3本目は1分20秒台に乗せて終わりたかったのですが、タイムが伸びません。先輩から、もっとコーナーで車体を倒す事、そしてアクセルをもっと開ける事とアドバイスをもらいました。管理人は決して若くないので、日進月歩で安全にサーキット走行を楽しんでいきたいと思います。
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ドカポン走行会 in オートポリス
HSRのウェルカム走行会を走ること4日後、今度はオートポリスにてドゥカティ・オーナーズクラブ・ニッポンの走行会に参加してきました。本来は9月下旬に開催予定だったのですが、大型台風が日本全土を直撃して中止になったので、11月にスライドしました。参加台数は約30台で、ほとんどがドゥカティ車両なのでテンションも上がります。そして舞台は2ヶ月前、ドゥカティ848で走った国際サーキット・オートポリスです。
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今回の走行会は、11時から12時の1時間1本。当然ながら1時間通して走れる体力と集中力がないので、3回に分けて走ることにしました。久々のオートポリス、コース幅が広いですが、ストレートは900mもありスピードが出ます。そして日本のサーキットの中では最も高低差が大きく、素人には難しいコースです。タイヤを温めるために、3周くらいゆっくり走って4周目から、徐々にスロットルを開けて走りました。走っているのは国際A級ライダーやサーキット百戦錬磨の方が多く、圧倒されながらも自分なりにペースを上げていきます。案の定20分過ぎたあたりから、集中力が切れてきて、1回目のピットイン。
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5分休憩して、2本目に走行開始。周回を重なるごとに、オートポリスの苦手なコーナがわかってきました。上の図でいくと、カーブの角度が深いシケインのT6、そして急な上り坂から左コーナーを曲がり一気に下るT10。この二箇所がうまく曲がれずスピードに乗れません。後ほど、主催者の国際A級ライダーさんにどうやったら上手く曲がれるか、レクチャーしてもらいました。サーキットは走れば走るほど、課題が出てくる(←レベル低いけど)ので楽しいのです。
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再びピットインして3本目に臨みます。数周回走ったところで、先ほど苦手だと言っていたT6の先で同じピットの先輩がコースアウト。黄旗が出たので、その後ゆっくり流して、今回のオートポリスは終えることにしました。先輩は幸いなことに怪我はなかったのですが、コースアウトした後、バイクがグラベルで倒れて損傷(泣)他にも国際A級ライダーの方が転倒&骨折されたようで、速くてうまいライダーでも、攻めると転けることを改めて知りました。管理人は初心者なので、自分の限界を考えながらある程度タイムを意識して、安全にサーキット走行を楽しもうと思います。
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最後に
今回は、ドゥカティ848のカスタムから故障、そして復活、サーキット走行会2本の模様をお伝えしました。乗りたいのに乗れない1ヶ月半を経て、今年ラストのサーキット2本を848で走れたことは格別でした。やっぱりドゥカティのSBKバイクは楽しいことを実感。そしてオートポリスを走った次の日に、管理人はハイエースに848を積み込んで旅にでます。あの本家パニガーレMTGにも参加するので、乞うご期待ください。
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