ハーレーを楽しむ
2020年8月に念願の大型二輪免許を取得し、ハーレーダビットソンのソフテイル・FLSTFファットボーイ乗りになりました。このファットボーイを語るうえで欠かせないのが、1991年に上映されたハリウッド映画『ターミネーター2』。真っ黒なレザージャケットを羽織った主演のアーノルド・シュワルツェネッガー扮するターミネーターがデビューまもないファットボーイを駆り、ロサンゼルス市街を疾走するさまは多くの人の記憶に焼きつけられ、そこで確立した根強い人気とともにこのモデルはスターダムへと駆け上がって行きました。管理人の乗っていたバイクは、そのターミネーター2上映から26年たった2017年モデルのソフテイルFLSTF。スペックは下記の通り。
全長 / 全幅 / 全高(mm):2,385 / 985 / 1,115
ホイールベース(mm):1,635
シート高(mm):670
車両(乾燥)重量(kg):333
エンジン型式:Air-cooled, High Out Twin Cam 103B
燃料供給方式:インジェクション
排気量(cc):1,689
ボア×ストローク(mm):98.4 × 111.1
圧縮比:9.7:1
最大トルク:126Nm / 3,000rpm
トランスミッション段階:6
フューエルタンク容量(L):18.9
フロントタイヤ:140/75 R17 M/C 67V
リアタイヤ:200/55 R17 M/C 78V
フロントホイール:ディッシュ
リアホイール:ディッシュ
フロントブレーキ:シングルディスク
全長2385mm、乾燥重量333kgのビッククルーザーです。取り回しは重くて大変でしたが、シート高が670mmと低く足付きが良いので、跨りながら動かしていました。ハーレー伝統の空冷Vツインエンジン(この時代はツインカム103)を搭載し、まさにトルクフルなバイクでした。さらにこのバイクの特性を楽しむために、マフラーをVANCE & HINESのプロパイプ(2 in 1)に変え、ハーレー特有の鼓動感を楽しみながら、関西の道を毎週走りに行っていましたね。特にハーレー同士で行くマスツーやキャンプツーリングは楽しかったです。
キャンツーを楽しむ
ハーレーのソフテイルシリーズは、パワーがあること&後ろに荷物が沢山積めるので、キャンプツーリングに向いているバイクでした。下の写真のように沢山荷物を積んでも、ハレーは倒れないし、グイグイ前に進んでいきます。この日はバイク10台(内ハーレーは4台)で岐阜県郡上市に行ったのですが、秋の紅葉も綺麗で、凄く良いキャンプ場でした。ソロキャンパーの集まりだったので、各自でソロテントを張って、焚き火を囲んで飲み食いしたのは楽しい思い出です。テントで寝て、朝起きてホットコーヒーとホットサンドを作って、外で食べるのはアウトドアの醍醐味です。その後、岐阜のせせらぎ街道を走り、岐阜市から高速に乗って関西に帰りました。
ハーレーの弱点
日本は山に囲まれた道が多く、ツーリングに行くといったら山道、峠道は避けては通れません。自分の乗っているファットボーイも例外でもなく、前後輪に重たいディッシュホイールを履き、リアタイヤサイズは200/55と極太で、車重も350kgオーバーなので、峠道のカーブでは速度をかなり落とさないとうまく曲がれません。(ハーレーの運転技術の高い人ならうまく高速旋回できます)そしてシート高が670mm、加えてフットボードがあるので、バイクを少し傾けるとすぐ下をガリっと擦ってしまいます😭 一緒にツーリングに行くバイクが、スポーツバイクやネイキッドバイクなら、全然ついていけませんでした。これからハーレーを購入を検討されている方、その点はよく考えておいた方が良いかなと思います。(但し、ハーレーやアメリカンバイクで集まってドコドコゆっくり走るのは最高です)次第に、峠をかっこよく走りたい、もう一台軽くて曲がるバイクが欲しくなってきました。
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