ついに復活を果たしたBMW旧車カフェレーサーと私

バイク乗りの皆様、今日も元気にバイクに乗っておりますでしょうか?先日の投稿でもお伝えさせて頂いた通り、筆者は3月サーキット走行会で転倒しました。その代償として、肋骨三本骨折&親指の靭帯損傷を負うことに。またドゥカティ848も、左側のカウル、ステップ、ミラー等が損傷。転倒後の1ヶ月間は、バイクに乗らずに療養に務めました。ドゥカティも部品を揃えて、現在修理中です。

そして転倒から40日、肋骨の痛みも和らいできたのでバイクに乗ることにしました。そのバイクとは、もう一台の愛車であるBMW・R100RTカフェカスタム。昨年5月に納車したので、もうすぐ1年が経過することになります。思えばこの1年、R100RTは色々なトラブルに見舞われ、あまり乗ることが叶いませんでした。昨年末も近所を走った際、クラッチワイヤー切れでドナドナされました。加えて他の箇所も故障したのですが、この度BMWが我が家に戻ってきたのです。ということで今回は、「つに復活を果たしたBMW旧車カフェレーサーと私」と題して、愛車R100RTについて大いに語っていきたいと思います。

思えば昨年4月、ヤフオクで1台のバイクを見つけたのが始まりでした。当時はまだトライアンフ・スラクストンに乗っていたいのですが、もっとカスタムのできるカフェレーサーを常に探していました。そんな中、1981年生まれのゴリゴリのカスタムされた、ほぼ原型のないBMW・R100RTカフェレーサーに一目惚れしてしましました。そしてオークションという戦いの末、落札することができました。46Worksさんが作る旧車BMWに憧れていた筆者が、BMWカフェレーサーのオーナーになれた瞬間でした。そこから1年、愛車BMWとの歩みを振り返っていきたいと思います。

ヤフオクの出品者は東京のバイク屋さんだったので、BASで熊本まで送ってもらいました。そして5月某日、はやる気持ちを抑えながら、熊本のBASデポまでハイエースで取りにいきました。そしてこれから愛車となるBMW・R100RTとご対面。ここまで存在感のあるバイクを見たことがなかったので、その存在感に圧倒されました。と同時に、こんな凄いバイクを果たして乗りこなせるのか、とんでもないモノを買ってしまったとの感情も湧いてきました。

トランポにラダーを設置して、燃料コックをひねりバイクのセルを回します。しかしエンジンがかかりません。そして5回目にはメーターのインジケーターが消えてしまいました。おそらくバッテリーが上がっています。仕方がないので、バイクを押してトランポに積み込みました。納車されて早々エンジンがかからないという、波乱の船出となりました。

バッテリーはSHORAI製リチウムイオンバッテリーなので、専用の充電器を購入。満充電して、キーオンするとインジケーターはON。それでも何故か、エンジンはかかりません。もしかしたらプラグ?と思ってブラグを新品に交換したら、エンジンが無事かかりました。

古いブラグをイリジウムプラグに交換

そこからようやく初走行。シートが横に広いので足付きは、177センチの私でもあまり良くありません。ですがドゥカティ848よのポジションよりキツくはないので、乗りこなせそうです。まだ感覚が掴めない中、熊本市内の渋滞を抜けてケニーロードを目指すことにしました。そして自宅から6キロ地点で一度エンストしたのですが、その後エンジンどうしてもエンジンがかからず、レッカーサービスにお世話になりました。初走行は、なんと10分で終了。中々前途多難なバイクでした(汗)。

それ以来、ガソリン車にも関わらず充電器を持ってツーリングに行くように(汗)しかしその充電器が大活躍してしまうくらい、すぐにバッテリーが空になります。つまりこの症状は、発電していないことを表しています。買ったばかりのバイクでしたが、これでは安心して走れないということで、バイク屋さんに相談することにしました。

色々調べてみると80年代のBMW・Rシリーズは、発電能力が低いということがわかりました。そこでBMWメンテナンスというところが輸入している、BMW用の強化オルタネーターを導入することに。これでようやく安心して走れるようになると思ったものの、バッテリー問題は好転しません。

強化オルタネーターを入れたのに、なぜ発電されないのか、暫くはわからず仕舞いでした。もしかしたらレギュレーターの電圧が、リチウムイオンバッテリーに適合していないのか疑ってみると、その通りでした。BMWメンテナンスにはリチウムイオンに適合するレギュレーターがなかったので、ドゥカティで使っているレギュレーターを導入しました。テスト走行で200キロ走ってもバッテリーが空にならなかったので、悩まされ続けたバッテリー問題がようやく解決されました。

バッテリー問題は継続している頃、友人と熊本・天草にツーリングにいきました。ランチを食べて、ワインディングを走っていると、リアに違和感を感じます。バイクを停めてリアを確認すると、クランクシャフトが外れ、ブレーキキャリパーがずれていました。このままでは走れないので、レッカーサービスにご用になりました。

昨年のクリスマス、BMWに乗ってライコランドにパーツを買いにいきました。次にそこから3キロ先のにりんかんへ向かう道中、交差点の真ん中でクラッチが切れなくなり緊急停止。バイクを降りて確認したところ、クラッチワイヤーが切れていました。このままではギアチェンジができないので、またもやレッカーサービスにお世話になりました。

クラッチワイヤーが届くまで、バイク屋さんに入院していたR100RT。年明けに部品が届き、クラッチワイヤーを新調してもらいました。そしてテスト走行したのですが、今度はシフトが固くて入らず、Nも出ない状態に。力任せにギアを入れた所、シフトとギアを繋ぐボルトが折れてしまいました。原因はクラッチワイヤーの引きが強すぎて、クラッチがしっかり切れてない為でした。ボルトを新しいものに変更し、クラッチの引きを調整すると、問題なく走れるようになりました。

このような感じで1年間、愛車R100RTは本当に色々なトラブルに見舞われました。1年で膿を出し切って、2年目はトラブルなく走れることを切実に願っています。

続きまして、BMW R100RTのカスタムについて紹介したいと思います。正直言いますと、ノーマル状態なのが、ヘッドライト、タンク、ホイール、そしてエンジンのみです。それ以外全てカスタムされていると思います。

マフラーの取り回しが独特です

純正のR100RTはフェアリングに覆われたツアラーバイクですから、随分とカスタムされた車両です。他にもカスタム箇所があるかもしれませんが、思いつくのはこれくらいでしょうか。

昨年まではバッテリーに難があったので、充電スポットのない峠エリアを走れずにいました。またケニーロードは昨年6月の集中豪雨により道路が冠水し、一部が激しく損傷していた為、ずっと通行止めになっていました。そして今年の3月、愛車のBMWとケニーロードが復活したので走ってきました。阿蘇エリアの中で、筆者が最も走りたくなる道がケニーロードです。景観はそこまで良くないのですが、車やバイクが少なく走りやすいこと&適度にタイトコナーやアップダウンのあるワインディングであることが、大好きな理由です。往年の世界GPライダーでもあるケニーロバーツ氏が愛した道と言われるのが、すごく納得できます。但し、ハーレーやレブルなどのアメリカンや低排気量車は、少々走りにくい道になるので、ご注意く下さい。

やはりBMW旧車カフェ〜レーサーで走る、ケニーロードは最高ですね。ルートですが、熊本市内から益城町を抜けて、西原村の阿蘇ミルクファーム方面へ向かいます。阿蘇ミルクファームを左手に見ながらしばらく行くと、交差点奥にケニーロードの立て札が出現します。そこから気持ちの良いワインディングを進んで行くと、西原村のケニーロード看板が出てきますので、バイクを停めて写真を撮ります。

西原村の看板を後にして、R100RTでいよいよケニーロード本丸を走ることになります。ここからケニーロード南阿蘇の看板までは約21キロ。バイクで走れば15〜20分くらいの道のりです。スラクストンやドゥカティ848では何度も走っていますが、R100RTで走るのは2回目で、少し緊張しながらスタート。前輪19インチ・後輪18インチの旧車R100RTで走るケニーロードは、中々スパルタンな感じです。それでもFCRレーシングキャブ仕様のR100RTは、1981年生まれのバイクとは思えないくらい上りのワインディングは力強く走ってくれます。左右に張り出したボクサーエンジンが重たく見えますが、低重心でコーナーで粘ってくれるようなフィーリングです。但し、ディスクブレーキの口径が小さいのもあり、ブレーキがあまり効かないので、下りカーブには注意が必要です。そしてアップダウンのケニーロードを走ること15分、南阿蘇側のケニーロード看板に到着しました。ここでも記念写真を一枚撮っておきました。この日は、眼下に見える根子岳が本当に綺麗でした。

ということで復活したR100RTに跨って、大好きなケニーロードを走ってきました。現行車やインジェクション車のような電子制御などの装備は一切ありませんが、バイクを操っている感覚をヒシヒシと感じます。もう少しこのR100RTで走り込んで、このバイク特有の感覚を掴んでいきたいと思います、

そしてもう一つ、この1年間R100RTで敬遠していたことがあります。それはマスツーです。友人と二人でツーリングに行ったことは何度かあったのですが、高い確率でレッカーされていました。一緒に走るライダーにも気を使わせて申し訳ないので、R100RTでマスツーは参加していませんでした。そしてようやく止まらずに走れるようになったR100RTで、初のマスツーに行ってきました。

道の駅大津で待ち合わせをして、5台で出発。大分県の原尻の滝を目指して走ります。筆者以外のバイクは、比較的新しいインジェクション車だったのですが、なんとかついていけました。というか、キャブのセッティングがあってないと思いながら、走ってました。(現在、DIYでキャブのセッテイングをしています)先導してくれているライダーさんが、マニアックなワインディングロードを選択してくれたので、ノンストップで大分県に入りました。R100RTで初の県外脱出、止まらずに走ってくれて感謝です。

原尻の滝から瀬の本高原に向かい、小国・ミルクロード経由で熊本市内に戻ってくるルート。一回のツーリングで初の200キロ超えでしたが、安心して走ることができました。今後はキャブをベストセッティングして、マスツーに参加したいと思います。

ここまで、愛車BMW・R100RTカフェレーサーの軌跡から、トラブル、カスタム、そしてツーリングなど書かせていただきました。納車されてから1年間不安定な時間を共に過ごしましたが、2年目はきっと楽しい思い出が作れると信じています。4月から何度かR100RTを走らせておりますが、どうやら調子は良さそうです。あとはFCRキャブレターのセッテイングを色々試して、ベストな状態に持っていきたいです。不遇の1年間でも最高のバイクだったのですが、改めてBMW旧車カフェレーサーを走らせてみて、珠玉のバイクだと思いました。これからもこの最高なカフェレーサーと共に歩んで行く所存です。またこのメディアでも色々発信していきますので、どうかよろしくお願いします。

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